日常に役立つ心理学

心理的な〇〇〇は、あらゆる問題を大きくする

2019年1月24日

仕事に問題を抱えていても対人関係に問題を抱えていたとしても、それに、〇〇〇という要素が加わることで、問題は、より深刻に、しんどく感じるようになります。

逆に言えば、〇〇〇の要素を改善してしまえば、同じ問題を抱えていてもしんどい度合がぐっと減ります。

さて、心理的な〇〇〇とは一体何でしょうか?

たとえば子育て。

夫婦で一緒に育てようね、という共通認識があって、子育てに関する悩みを夫と分かち合い、一緒に工夫しながら子どもに関わるケースと

夫も子育てに関わってくれているけれど当事者意識が薄く、自分がメインで子育てしていて子どもについての悩みを話してもあまり理解してもらえないケース。

どちらがいい?と考えると、前者の、一緒に取り組める方がいいと考える人の方が多いかなと思います。

〇〇〇のヒントはここにあります。

子育てで何か問題が起きたとき、自分だけで悩むのと夫を含めて一緒に考えていけるのとでは心の負担感は大きく変わると思いませんか?

何をするにしても「ひとり」で頑張っていると問題が大きくなりやすいのです。

あらゆる問題はひとりぼっちのときに起きると言われていますが、自分ひとりで頑張っているときと他の誰かと一緒に頑張っているときと心の負担はかなり違うんですね。

日々、色んなご相談を伺いますが、心理的に「ひとり」で頑張っている方が多いなと感じます。

パートナーがいる人であっても「ひとり」で頑張っている人、多いです。

まわりに誰かがいたとしても一緒にやっている感覚がする、自分はひとりじゃない共に喜びを分かち合い、影響し合える人がいる。そう感じられるかどうかがとても大切なのです。

かくいう私も、昔から「ひとりでやろうとするな」と言われてきました。プライベートな悩みも仕事のことも。

ひとりでやるなって、なにそれ?意味わかんないんだけど。結局やるのは自分じゃん。繋がり繋がりってなんだかウザい、胡散臭い。またそれぇ~?と、可愛い悪態をついていましたが笑

でもね、「ひとりでやろうとするな」という言葉の真意を、そのパワーを、今はひしひしと感じています。

3年前よりも、2年前、2年前よりも、今、その本当の意味を実感するようになりました。これから先、もっともっと感じるようになるかもしれない。

パートナーがいる人であれば、あなたはパートナーシップの本当の力をまだまだ十分に活用できていないかもしれません。

パートナーがいない人でも、家族や友人・知人など人との繋がりの力をもっともっと自分の力に変えていける可能性があります。

もちろん、カウンセラーとの繋がりもお役に立たせていただけると思います。頼ってもらえると嬉しいです。

今までひとりで頑張ることが当たり前だった人からすると、いきなり言われても意味がわからないかもしれません。

まわりに誰がいようとも一緒に暮らしていようとも、心理的にひとりの感覚と、誰かと共にという感覚は全く違うものです。

今日のところは、そうなんだ~と頭の片隅においておいてもらえると嬉しいです。

心がしんどいなと感じたとき「私はひとりでやろうとしていないか?」振り返ってみてくださいね。

-日常に役立つ心理学
-,

© 2013 Aya Takami All Rights Reserved.