高見綾のカウンセリングでは、職場の人間関係などで悩んだときに、今何が起きているのかを一緒に整理していきます。
「本当に、自分のここが問題なのかな?」と見直したり、自分では気づいていなかったいいところを見つけたりしながら、最後は「じゃあ、私はどうしたい?」を一緒に考えていきます。
仕事には、責任を持って取り組んでいる。周りの人のことも、考えている。
けれど、職場の人間関係で、こんなことはありませんか?
・正しいと思って言ったのに、「きつい」「怖い」と受け取られる
・なぜか張り合われたり、嫌味を言われたりする
・誰よりも動いているのに、思うほど評価されない
・頼れる人がいなくて、気づけば全部ひとりで抱えている
・まわりに気をつかって、いつも気疲れしている
こういうことが続くと、「私にも何か原因があるのかな」「もう少しうまくできたんじゃないかな」と考えることもあると思います。
自分なりに振り返ってみても、「じゃあ、どうすればよかったんだろう」と、考えるほど分からなくなることがありますよね。
私のカウンセリングでは、そんなときに、いったん立ち止まって、状況を一緒に整理していきます。
クライアントさんが自分のことをどう思っているか、そこだけで判断せずに、
実際に起きていることや、相手のこと、まわりの状況も一緒に見ながら、「本当に、そこが問題なのかな?」というところから考えていきます。
私は、人には、何か起きても、自分やまわりの力を使いながら、その都度なんとかしていける力があると思っています。
カウンセリングは、その力が働きやすくなるように、一緒に整理する時間です。
まず、「本当にそうかな?」と考えます
カウンセリングでは、こんなお話を伺うことがあります。
「正しいと思って言っているのに、『きつい』『怖い』と言われる」
「つきつめて考えないほうが、人間関係はうまくいくのかな」
「私が気にしすぎなのかな」
「私の受け取り方が、おかしいのかな」
クライアントさんは、ここへ来るまでに、「私が悪いのかな」「考えすぎなのかな」と、原因を何度も探してきています。
迷いながら、たくさん考えた末のことです。
だから、どうしてそう感じるようになったのか、その背景をしっかり伺います。
ただ、「はい、そこが問題ですね」と、すぐに決めることはしません。
まず見るのは、本当にそうなのか、ということです。
いつも同じことが起きているのか。
誰と一緒のときも、そうなのか。
以前は、どうだったのか。
相手との関係や、今いる環境は、影響していないのか。
自分では困っているところが、別の場面では役に立っていないか。
いろいろな角度から見ていくと、最初に「ここが問題だ」と思っていたところとは、別のところを見直したほうがいいと分かることもあります。
「正しさ」も「よく気がつくこと」も、それ自体をなくす必要はないと、私は考えています。
仕事や人間関係の中で、役に立っていることも多いからです。
見ていくのは、その力が、どんなときに自分を苦しめる方に働いてしまうのか。そこです。
「直さなきゃ」と思っているところが、強みだったりします
カウンセリングでは、困っていることや、うまくいかないことについて話します。
その中で私は、クライアントさんのいいところや、すでにできていることも、よく見ています。
自分では「ここを直さなきゃ」と思っているところが、強みや長所でもあった。そういうことは、よくあります。
思い返すと、私はカウンセラーになる前から、こういう見方をしていたようです。
会社員だった頃、仕事でいろいろあって、だんだん元気がなくなっていく同期がいました。
その人を見ながら、心の中で、「もっとすごいんだよ、すでにあるんだよー!もったいなーい!」と思っていました。
クライアントさんの素敵なところを見つけて、「ほら、こんなにいいところがあるよ」と一緒に見て、
ご本人も「私には、こういうところがあるんだ」と気づいて、それを仕事や人間関係でも生かせるようになっていく。
私は、そこまで見たいんです。今も、この気持ちはあまり変わっていません。
(※この同期のこと、そして「なぜそこまで見たいのか」は、「カウンセラーになる前から、思っていたこと」に書いています)
「人生の戦略会議」を一緒にします
仕事では、戦略会議や作戦会議をしますよね。
どう進めるか。
何を優先するか。
どこを立て直すか。
一度立ち止まって、状況を整理してから考えます。
自分の人生や人間関係についても、そういう時間があっていいと、私は思っています。
今、何が起きているのか。
自分は、何を感じているのか。
相手やまわりの状況は、どう関わっているのか。
そして、自分はどうしたいのか。
こうしたことを一緒に見ていく時間を、私は「人生の戦略会議」と呼んでいます。
頑張っているのにうまくいかないとき、正しいと思うことを言って摩擦が起きたとき、私たちは頭の中で、ぐるぐると考え続けます。
すると、考えるほど、こっちの理由も、あっちの可能性も、と散らかっていきます。
お話を伺いながら一緒に整理していくと、バラバラに見えていた悩みが、実は同じところでつながっていた、と見えてくることがあります。
クライアントさん自身が、その大事なところに、すでに気づいている場合もあります。
そういうときは、それを一緒に確かめながら、「じゃあ、まずはここから考えてみよう」と、どこから手をつけるかを決めていきます。
そうすると、「だから、いつもここでつまずいていたのか」と分かって、「私はこうする」と決めやすくなっていきます。
自分を責めることに使っていた時間や力が、少しずつ、自分のこれからのために使えるようになる。
私はこれを、「自分を味方にする」と呼んでいます。
※「人生の戦略会議」については、こちらの記事でもう少し詳しくお伝えしています

私から見えたことは伝えます。選ぶのは、ご本人です
私は、お話を聞くだけで終わることはしません。
伺っていて、「こういうことが起きているんじゃないかな」と私から見えてきたことがあれば、お伝えします。
クライアントさんとは違う見方を出すこともありますし、具体的なやり方を提案することもあります。
自分で気づけそうなときは、先に答えを言わずに待つこともあります。
すでに「私はこうしたい」が見えているのか、まだ迷っているのか。
そのときのクライアントさんの様子を見ながら、私からどこまでお伝えするかを、そのつど選んでいます。
ただ、最後に「私は、これにする」と決めるのは、クライアントさんです。
私が代わりに決めることはしません。
自分で考えて、自分で選ぶ。必要になったら、また考えて、選び直す。
そういう経験を重ねながら、「何かあっても、私は大丈夫、やっていける」と思えるようになっていくのだと思います。
頭で分かることと、できるようになることは違います
クライアントさん自身が、「本当は、こうしたほうがいいんだろうな」と分かっていることは、よくあります。
けれど、いざやろうとすると怖かったり、いつもの自分のパターンに引っ張られたりすることがあります。
頭で分かっていることと、実際にできることのあいだには、けっこう大きな差があるんですよね。
たとえば、自分に優しい言葉をかけてみたら、体が温かくなったり、涙が出たりする。
相手の反応が気になって言えなかったことを言ってみたら、「意外と、大丈夫だった」と分かる。
自分で経験して「ああ、こういうことか」と分かったことは、実際の場面でも使いやすくなります。
だから私は、頭で理解するだけでなく、自分で実感できることを大切にしています。
人間関係で頭がいっぱいになる時間が減った、その先へ
私が目指しているのは、嫌なことが何も起きなくなることでも、誰に何を言われても平気になることでもありません。
職場でモヤッとすることもある。
人の言葉に傷つくこともある。
自信がなくなる日もある。
そんなときに、「何が起きているんだろう」と考えてみる。自分がどう感じているのかも見る。必要なら、誰かに相談する。
そのうえで、「じゃあ、私はどうしたい?」と考えて、自分で決めていける。
そうなってくると、人間関係のことで頭がいっぱいになる時間も、少しずつ減っていきます。
カウンセリングに来られる方は、たいてい、
仕事をもっと頑張りたい。
やってみたいことがある。
周りの人とも、いい関係をつくっていきたい。
そんな思いも持っています。
自分のことが分かって、自分なりの人との付き合い方が見えてくると、
その先に、「じゃあ、これから何をしたいのか」「何を実現していきたいのか」という問いが出てきます。
人間関係の悩みが整理されて、クライアントさんのいいところがもっと出てきて、やりたいことにも使えるようになっていく。
私は、そこまで一緒に見ていきたいんです。
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