
最近、職場の人に話しかけづらくなったり、ちょっとした一言に含みを感じたりするんです。
距離を置かれているというか…。

もしかすると、立ち位置が変わったことで変化が起きているのかもしれないですよ。
こうした距離を置くような態度や、曖昧な否定の言動の正体は、実は嫉妬のことが多いんです。
今日はその背景と、すべてを自分のせいにしないための視点についてお話しします。
この記事のハイライト
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職場で「なんとなく距離を置かれた」と感じるとき、そこには嫉妬が関係していることもある。
─ とくに、相手が「自分と同じくらいの立場だった」と思っていた場合、立ち位置の変化で反応が変わることがある。 - 必要なことを冷静に伝えたつもりでも、「責められた」「突かれた」と受け取られることがある。
─ 性格や伝え方の問題ではなく、立場の変化にともなう職場特有の力学が背景にある。 -
女性同士に限らず、男性からの嫉妬も起きる。
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こうした摩擦をすべて自分のせいにすると、必要のない責任まで背負い込むことになる。
─ 意図や行動をどう捉えるか。その判断軸を取り戻すには、関係の変化を「仕組み」として理解する視点が欠かせない。
はじめに:何もしてないのに、職場で距離を置かれる——その違和感の正体は?
最近、職場で「あ、距離変わったな」と感じること、ありませんか。
別に揉めたわけでもないし、失礼なことを言った覚えもない。
でも、空気がちょっとよそよそしくなったり、前みたいに話しかけづらくなったり。
それに加えて、相手の発言に、含みや棘を感じる場面が増えてきたりすることもあります。
実は、こうした距離を置くような態度や、曖昧な否定の言動の正体は、嫉妬のことが多いんです。
本記事では、“ちゃんと頑張っている女性”ほど職場で嫉妬されやすい理由を解説します。
この内容をあとからゆっくり整理できるように、無料の小冊子もご用意しています。詳しくは、最後でご案内しますね。
頑張っている女性が嫉妬される理由は「一歩前に出たこと」
なぜ“ちゃんと頑張っている女性”ほど、職場で嫉妬の対象になりやすいのか。
その答えは…
あなたが一歩前に出たことで、周りの人の不安や劣等感が刺激されたから。
職場で努力を重ね、評価されることで、任される仕事が増えた。発言が通るようになった。
すると、周りの人の中で「あれ?」という気持ちが出てきます。
職場は、「誰が成果を出しているか」「誰が評価されてるか」が暗黙のうちに共有されている場でもあります。
みんな口には出さないけれど、だいたい自分はこの辺の立ち位置にいるな、という感覚を持っているものです。
たとえば、同期だから、同じくらい。同じ女性だから、似たような立場。昔は、同じような愚痴を言っていた。
そうやって、無意識に同じ枠、同じ立ち位置にいたはずの人が、いつの間にか、違う場所に行ってしまったように見えるとき、
立場のズレに、心理的な危機感や不安を覚える人も少なくありません。
その不安やモヤモヤした感じを打ち消すために、距離を取ったり、張り合ったり、否定するような言動をしてしまう、ということなのです。
距離や否定の反応は、職場の“力学”によるもの
さらに、ややこしいのが、必要なことだからと、こちらが配慮して伝えたことも、相手からは「責められた」「できてないところを突かれた」と受け取られることもある、ということ。
正しいことを言ってるのになぜか通じない。
ここで起きているのは、性格の問題でも、コミュニケーション能力の問題でもなく、立場が変わったときに起きやすい「職場の力学」なんです。
こうした状況を知ると、「いやいや、知らんがな」。そう感じたことはありませんか?
私は思ったこと、あります。
あなたは誰かに勝とうとしたわけでもないし、誰かを押しのけた覚えもない。
ただ、仕事が好きで、目の前のことに一生懸命取り組んできただけ。
そうであるにもかかわらず、「同じくらいだと思ってた」「自分がやるはずだったのに」という反応で
距離を置くような態度や、曖昧な否定の言動をされたら、理不尽に感じますよね。
男性からの嫉妬は、“対抗”という形で現れることもある
これは女性同士の話だけではありません。男性からの嫉妬も、あるんです。
女性が評価されたり、意見が通るようになると、「いや、それは違うと思う」とか「そこまで言う?」というように、急に対抗してくる、なんてことも。
こんな話もクライアントさんからよく聞いています。
実際にカウンセリングの現場では、起きた出来事をそのまま抱え込むのではなく、一度書き出して、感情と思考を分けて整理することを私はとても大切にしています。
そうすると、「私はどう考えているのか」「どこまで背負う必要があるのか」が見えてきます。
※ここまでの内容を動画でも解説しています👇
自分を責めすぎないために知っておきたい“仕組み”の話
こういうことがあると、「あの言い方まずかったかな」「言わないほうがよかったのかな?」と、家で自分を責めたり、ひとり反省会が始まる人が多いんです。
でも今日のこの仕組みの話を知れば、「あ、これは私が何か悪いことをしたからではないんだ」と、一回立ち止まれるようになります。
実際のご相談では、「嫉妬されているんです」とは、ほとんど誰も言いません。
「気のせいかもしれないんですけど…」と、話し始める方ばかりです。それだけ言いにくいことなんですよね。
私自身も、「上手くいっているように見られることへの居心地の悪さ」を感じてきた時期がありました。
でも、後ろめたさを感じる必要は、本当はどこにもないんですよね。
相手の反応には、こちらではどうにもできない事情が関係していることもあります。
それを知らないままだと、起きたこと全部を自分のせいにして、必要以上に背負い込んでしまいやすい。
でも、「そうなりやすい仕組みがある」と知っているだけで、視点の持ち方が変わっていくはずです。
まとめ:あなたの頑張り方は、間違っていない
この話は、あなたの人間性の問題でもないし、やり方が悪いわけでもない。
誰かの不安にたまたま巻き込まれただけ。本来あなたが責任を感じる必要はないのです。
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・なぜ“ちゃんと頑張ってきた人”ほど、 嫉妬の対象になりやすいのか
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を、わかりやすくまとめています。
読んでいくうちに、「あ、そういう仕組みだったのか」と頭の中が整理されて腑に落ちていく。そんなふうに作っています。
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✍この記事を書いた人
高見綾|第一線で働く女性リーダー専門・心理カウンセラー
職場・組織における摩擦や妬み、距離を置かれるような変化を、心理の視点で整理しています。
自分を味方にする「セルフバディトレーニング」を軸に、書き出しと対話を組み合わせながら、感情と思考を切り分け、
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著書『ゆずらない力』(すばる舎/韓国語翻訳出版)
NHK「あさイチ」、読売新聞「発言小町」などメディア協力多数。