
それなりに実績もあって、視座もあって、ちゃんと考えてる。
それでもなぜか、「あれ?さっき自分で決めたこと、やっぱり違う気がしてきた…」
そんなふうに、“判断がブレる自分”に戸惑ったことはありませんか?
私自身も、しっかり考えているつもりなのに、小さな違和感から判断が揺らいでしまうことがあります。
それが積み重なると、誤解や摩擦が生まれたり、自分を責めたり——意外と大きな影響になるんですよね。
今回は、@DIMEさんに寄稿したコラムをもとに、心理学で言う「気分一致効果」について、
第一線で判断を任されている女性が知っておきたい“感情と判断”の関係をカウンセラー視点でお伝えします。
気分一致効果とは?
心理学では「気分一致効果」と呼ばれる現象があります。
これは、「今の気分が、そのまま判断や記憶に影響してしまう」というもの。
✔ イライラしているときはネガティブな判断になりやすい
✔ 機嫌がいいときは相手のミスにも寛容になれる
✔ ちょっとした体調・天気・雑談の空気でさえ、判断に影響している
つまり、判断ミスや言葉の摩擦の根っこには、「思考」ではなく「気分」の揺れがある場合も多いんです。
リーダーほど、気分の影響を受けやすい?
判断を任される場面が多い人ほど、「感情を入れずに、冷静に判断しよう」と心がけていることが多いもの。
けれど実際には、ほんの少しの気分や感覚のズレが、判断そのものに影響していることもあります。
たとえば、
・朝からなんとなく気持ちが重い
・小さな一言に引っかかっている
・わずかな疲れが残っている
そんな気分のノイズが知らず知らずに判断の精度を狂わせて、
「本当は冷静な判断ができる人なのに、感情で判断したように見られる」という誤解や、評価のズレにつながってしまうことも。
特にリーダーや責任ある立場にいる人は、感情の切り替えが難しい場面でも、判断を求められることが多いため、
こうした気分の影響を受けやすい状況にあります。
これらの状態に、心理学でいう「気分一致効果」が重なると、
ほんの小さな気分の揺らぎが、言葉の選び方や判断の方向性を微妙に変えてしまうことがあるのです。
“気分に左右される自分”をどう扱えばいい?
感情や気分の揺れは、「コントロールしなきゃ」と思うほどに、苦しくなってしまうことがあります。
だからこそ大切なのは、「そういうこともあるよね」と理解し、うまく付き合う感覚を持つこと。
判断を下すときは、
✔ 気分が良くないときは、決断を一度保留する
✔ 「今の自分はどんな気分だろう?」と自問するだけで、認知が整うこともある
たったこれだけでも、自分を責めずに済んだり、判断を冷静に保つ手がかりになります。
また、感情の揺れを「なかったこと」にしようとするよりも、
“判断に影響するかもしれない要素”として認識することが、結果的に思考の質を守ってくれることも多いのです。
「気分に引っ張られやすい自分=ダメな自分」ではありません。
むしろ、そういう傾向があることを知っていれば、自分への信頼を少しずつ取り戻すことができる。そんなふうに私は感じています。
🔗元記事はこちら(@DIME)
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👉気分によって判断がブレるのはなぜ?職場で誤解やミスを生む「気分一致効果」の正体
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✍この記事を書いた人
心理カウンセラー・高見綾
4,000件以上のご相談を通じて、
第一線で働く女性が「感情に振り回されず、自分の判断を信じられる状態」に戻れるよう、サポートしています。
考えすぎて疲れてしまう日や、理不尽を飲み込んでしまう日でも、「私はこう考えている」と落ち着いて言える自分でいられるように。
感情・思考・判断を整理し、人との摩擦に消耗しない自分のペースを取り戻していくことを大切にしています。
著書に『ゆずらない力』(すばる舎/韓国語翻訳出版)。NHK「あさイチ」などメディア出演も多数。
▶詳しいプロフィールはこちら Contents1 高見 綾(たかみ あや)1.1 どん底の中学生時代から、人との距離に悩み続けた日々1.2 自分を責め続けていたことが、いちばん苦しかった1.3 このままの頑張り方でいいのか、ふと立 ... 続きを見る
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