
前よりは言えるようになっているはずなのに、なぜか「まだ足りない」って感じてしまって…。
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振り返っているつもりが、いつの間にか「自分の価値」を確認する時間になっていることがあるんです。

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今日は、なぜ学んでも体感が変わらないのか。その仕組みを一緒に整理していきましょう。
この記事のハイライト
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本も読んで学んでいるのに、夜になると「私、まだ全然足りない」とがっかりしてしまう。
─ 出来事を思い返しているうちに、いつの間にか自分にダメ出しをしている。 - 変わりたいのに変われない”のは、意志が弱いからではない。
─ 「できていない私は、価値がないかもしれない」という前提を持ったまま振り返ると、改善ではなく自分を責めるほうにエネルギーが向いてしまう。 - 理解は点として積み重なっていく。でも、前提が当たり前のままだと、点は増えても線にはならない。
─ なぜ学んでも体感が変わらないのか。その仕組みを整理し、図解シートもご用意しました。
夜になると、自分を採点していませんか?
夜になると、今日の仕事を思い返していませんか。
会議での一言。
あのときの、相手の表情。
自分の言い方。
「もう少し、違う言い方があったかも」
「ちゃんと伝わっていたかな」
「がっかりされていないだろうか」
そんなふうに振り返っているうちに、いつの間にか、「私、まだ全然足りない」「こんなに学んできているのに、変われていない」「また同じところでつまずいている」と、自分にがっかりしてしまう。
本も読んでいる。
セミナーにも行っている。
理解もしている。
以前より、ちゃんと意見も言えるようになった。それなのに、体感がついてこない。
もしあなたが、「変わりたいのに、なぜか変われない」そう感じているとしたら。それは、意志が弱いからではありません。
もしかすると、“できていない自分を疑う前提”が、どこかにあるのかもしれません。
本記事では、その構造を整理していきます。
そして、この内容をあとからゆっくり振り返りできるように、無料の図解シートもご用意しています。詳しくは、最後でご案内しますね。
出来事を振り返っていたはずが、価値の確認になっている
なぜ「分かっているのに変われない」のか、その中身を少し見ていきます。
仕事のあと。
今日の会議、あれでよかったかな。
別の言い方、あったかもしれない。
それがいつのまにか、「私、ちゃんと役に立ててた?」「ガッカリされてないかな?」に変わっている。
出来事を振り返っていたはずなのに、いつの間にか、自分の価値の確認になっている。
「もっとできたはず」
「私がもっとできる人だったら」
そんなふうに考え始めて、気づくと、少し気持ちが重くなる。
なぜ「分かっているのに変われない」のか
では、なぜ、こうなるのでしょうか?
そこには、無意識の前提があります。
「役に立てていない私は、ダメなんじゃないか」「ちゃんとしていない私は、信頼されなくなるんじゃないか」「期待に応えられなかったら、がっかりされるんじゃないか」こうだったらどうしよう、という不安。
この不安の奥には、“できていない私は、価値がないかもしれない”という前提があります。
この前提を持ったまま振り返ると、改善ではなく、自分を責めるほうにエネルギーが向いてしまうんです。
その前提は、ある日突然できたものではありません。
役に立てないと、空気が変わる。
ちゃんとしていないと、注意される。
期待に応えられないと、がっかりされる。
そんな経験の中で、「こうしていれば大丈夫」というやり方を覚えてきた。
そのやり方で、ここまでやってきたし、成果も出してきた。だから間違いではなかった。
でも。その前提が残っている限り、できたことよりも、できなかったことが気になってしまう。
点は増えているのに、線にならない理由
本やセミナーで学ぶと、理解は増えていきます。「なるほど」と思うことも増える。
でも、日常の場面で揺れたとき、その理解がうまく使えない。
なぜかというと、“できていない私は、価値がないかもしれない”という感覚が、土台に残ったままだからです。
前提がそのままだと、どれだけ学んでも、振り返りは改善ではなく、減点チェックになってしまう。
理解は増える。でも、自分の感覚は変わらない。
それが、「変わりたいのに変われない」状態です。
変わるために必要なのは、意志の強さではない
夜に一日の出来事を振り返るとき。
「私が足りなかったのかな」
「私が悪いのかな」
そんな考えが浮かんだら、それは能力の問題ではなく、できていない前提で自分を見ているだけかもしれません。
まずは、自分の中にどんな前提があるのか。そこに気づくこと。
変化は、そこから始まります。
※ここまでの内容を動画でも解説しています👇
🎁今日の内容を、あとから整理できる図解シートをご用意しました
ここまで読んで、「私も、夜に自分を採点しているかもしれない」そう感じた方へ。
今日お話しした“変わりたいのに変われない仕組み”を、1枚にまとめた図解シートをご用意しました。
夜に反省会が始まりそうになったとき。
「私が足りなかったのかな」
「また同じことを繰り返しているかも」
そんな思考が動き出したときに、いま自分の中で何が起きているのかを、外から見られるシートです。
頭の中だけで整理しようとすると、同じ考えをぐるぐる回して、余計に落ち込んでしまうことがあります。
でも、図にして外から見ると、「あ、いまここにいるんだ」と気づける。それだけで、反省が自己否定に変わりにくくなります。
・頭では分かっているのに、体感が変わらない
・振り返りが、いつの間にか自己否定になる
・夜に気持ちが重くなりやすい
そんな方におすすめです。
下のリンクから受け取ってください。

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このメルマガでは、
・言葉にしづらい違和感
・説明できないけれど、どこか引っかかる感覚
・夜にひとりで反芻してしまう出来事
そうしたものを、「気のせい」や「考えすぎ」にせず、仕組みから整理する視点を、朝のミニコラム形式でお届けしています。
たとえば、
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正しいことを言ったはずなのに、空気が変わるとき
-
なぜか張り合われる、距離を取られる感覚の背景
-
頭では分かっているのに、感情が追いつかない理由
そんなテーマを扱っています。
もし最近、誰にも相談できないまま、頭の中で何度も出来事を反芻してしまうことが増えているなら。
このメルマガは、「私が悪いのかな」という方向ではなく、「何が起きていたんだろう」という方向に戻すための、小さなリセットボタンになるかもしれません。
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✍この記事を書いた人
高見綾|第一線で働く女性リーダー専門・心理カウンセラー
職場・組織における摩擦や妬み、距離を置かれるような変化を、心理の視点で整理しています。
自分を味方にする「セルフバディトレーニング」を軸に、書き出しと対話を組み合わせながら、感情と思考を切り分け、
仕事の質を落とさず、自分を責めずに「私はこれでいく」と判断できる状態をサポートしています。
カウンセリング実績4,000件以上。
著書『ゆずらない力』(すばる舎/韓国語翻訳出版)
NHK「あさイチ」、読売新聞「発言小町」などメディア協力多数。