第39回 ボランティア生活

恋愛、仕事、趣味……自分の望むライフスタイルを実現し、豊かなパートナーシップとともに、人生の質を上げていきたい。

そんな ”質上げ女子” のみなさんのお役に立てたら幸いです。

私の体験から得たさまざまな学びと想いを自分ストーリーとして全50回にわたり連載します。ぜひご覧ください。

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目次

第39回 ボランティア生活

カウンセラー養成コースの中級に進んだ私は、ボランティアカウンセラーのレッスンを受けて、実際にボランティアカウンセラーとして活動を始めます。

練習のときも緊張しますが、本番はもっと緊張します。

なにしろ、相手は本当のお客様。右も左もわからない中、とにかくお話を一生懸命聞くところから始めます。

当時は会社員だったので、平日の夜や土日にボランティアのカウンセリングをしていました。今思えば、よく頑張っていたなぁと思いますね。

このボランティア生活はとても勉強になりまして、うまくいかなくて凹むことはしょっちゅうでした。それでも、数十本を経験したときと、100本を越えたときとでは、つかむ感覚が変わってきたので、量をこなすことの大切さを実感しましたね。

当たり前のようにボランティアをするようになってきたある日、「私はプロのカウンセラーとして活動したいと思っているのかなぁ」とふと考えます。

このままボランティアを続けていけば、いずれプロの道が見えてきます。

でもとにかく自信がない。ボランティアでも恐れを感じていましたが、プロになったらきっともっと怖いだろうと思っていました。果たして自分にできるのだろうか、と。

とはいえ、毎日のようにお客様のお話を聞く生活は、私の生活にハリを与えていてくれていたし、お互いの心に触れることができる温かさもあったのです。

物理的には大変でしたが、心豊かになれる時間であったからこそ、夢中になれたのだと思います。

ボランティアカウンセリングを辞めることはしたくないな、と思いました。

プロになるためには、ボランティアである程度の実績を積み、かつお客様からの支持が得られることが条件です。

この頃、先輩カウンセラーに「私はカウンセラーとして務まるのか」と相談したりもしていました。

先輩は、「自信のなさや不安感は悪いことではない」ときっぱりと言ってくれました。

カウンセラーとしての責任感があれば、怖いと思うのは当たり前のことだと。今の段階で自信満々の方がむしろ心配になると。綾ちゃんがそれだけ悩むのは、目の前のお客様を大切にしたいからでしょう? と声をかけてもらって、ふっと楽になったのを覚えています。

先輩の言葉に背中を押された私は、ついに肚を括り、プロを目指してラストスパートに入ります。

ボランティアを始めて1年程で条件をクリアし、1年半後に私はプロデビューの道へと進んでいくことになるのです。

第40回に続きます!

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この記事を書いた人

高見綾|女性リーダー専門の心理カウンセラー

職場の人間関係に消耗している女性リーダーが、
自分を責めずに前へ進めるようになる専門家。

嫉妬・摩擦・正論が通らない——
その構造を心理の視点で整理し、
「私はこれでいく」と判断できる状態をサポートしています。

カウンセリング実績4,000件以上。
著書『ゆずらない力』(すばる舎)韓国語版も出版
NHK「あさイチ」職場の嫉妬・妬み特集 VTR出演などメディア協力多数。

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