セキララ☆自分ストーリー

第45回 パートナーとの距離感

2021年7月7日

恋愛、仕事、趣味……自分の望むライフスタイルを実現し、豊かなパートナーシップとともに、人生の質を上げていきたい。

そんな ”質上げ女子” のみなさんのお役に立てたら幸いです。

私の体験から得たさまざまな学びと想いを自分ストーリーとして全50回にわたり連載します。ぜひご覧ください。

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全50回 セキララ☆自分ストーリー

恋愛、仕事、趣味…… 自分の望むライフスタイルを実現し、豊かなパートナーシップとともに、人生の質を上げていきたい。 そんな ”質上げ女子” のみなさんのお役に立てたら幸いです。 * 今でこそ、順調にい ...

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第44回 権威との葛藤

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第45回 パートナーとの距離感

私は今まで、人との距離感で悩みを抱えることが多かったですが、内容としては距離が少し遠いがために寂しさがあり、心のつながりが感じられないという形で問題として浮上してきていました。

かといってベタベタした付き合いも苦手で、どちらかといえば、どの人とも踏み込み過ぎない距離感を保っている方だと思うんですよね。

パートナーとの関係においても、この問題は例外ではなく、「仲は良いけどお互いに遠慮があって微妙に隙間があいている」という関係が長らく続いていました。

当初はそれが問題だなんて全く気付いていなくて、まわりから「綾ちゃん、パートナーを大切にね」とか「仲良くね」とやたら言われるので、またかーと思っていたくらいです。

でも私がカウンセラー養成コースでの活動や、カウンセリングにエネルギーを大量投下していたことで、気づかぬ間に、どうやら、無意識で旦那さんをほったらかしにしていたみたいです。

旦那さんはずいぶん寂しい思いをしていたようなんですよね(反省)。

旦那さんの様子が少し変だなぁと気づき始めたことで、ようやく事の重大さを認識できたという感じです。

男性は寂しいからといって、寂しいって素直に言える人ばかりではありません。これは女性でも同じだと思いますけどね。

なんとなく冷たくツンツンとした態度が増えてきた旦那さん。でも本人は自分が寂しさを抱えているだなんて全く気付いていなかったみたいです。

あれ、さすがにまずい。と気づいてからは改心して、旦那さんとの間にある遠慮のカタマリに向き合うようになりました。

仲良しでいろいろなことを話せるけど、本当につらいことは恥ずかしくて言えないとか、そういう肝心な部分で引っ込んでしまう癖が私にはありました。

そして、そんな遠慮する私を見て、「自分が役不足だったらどうしよう」と遠慮する旦那さん、という構図。

カウンセラー養成コースでは、「気づいた方が愛のリーダーシップを取りなさい」と教えてもらいました。

もちろん、私がその役割をするということですね。ちょっとずつ、自分の心の中の割合を調整して、旦那さんの比重を増やしていき、向き合う日々が始まりました。

まず旦那さんと目を合わせる、気持ちを向けるという超基本的なところからスタートしたのです。

でもそんな基本的なことさえ満足にできていないことがあったわけです。生返事したり、心ここにあらずみたいなこともきっとあったでしょう。

すると、私の変化に気づいた旦那さんも、それに応えてくれるようになっていったのです。

お誕生日のときには、雰囲気の良いバーに行って、これからのことをじっくり話せたことも良かったなと思っています。(普段は、お酒飲まないのでバーには滅多に行かないですが)

お互いに向き合うことで、少しずつ隙間があった距離が近くなっていきました。

すると心が満たされるという経験もできて、こんなことで気持ちって変わるんだな、愛おしく感じるんだなという発見もいろいろとありました。

私たちは結婚したときから、恋人に見られることはあっても、夫婦として見られることはほとんどありませんでした。

そう。形の上で結婚したからといって、すぐにパートナーになれるわけではないんだなと気づきました。

2人の距離が名実ともに近くなっていったとき、はじめて、私たちは心理的にも結婚したと言える状態になったのかもな、と思っています。

第46回に続きます!

第46回 才能を使うということ

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