セキララ☆自分ストーリー

第44回 権威との葛藤

2021年7月3日

恋愛、仕事、趣味……自分の望むライフスタイルを実現し、豊かなパートナーシップとともに、人生の質を上げていきたい。

そんな ”質上げ女子” のみなさんのお役に立てたら幸いです。

私の体験から得たさまざまな学びと想いを自分ストーリーとして全50回にわたり連載します。ぜひご覧ください。

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全50回 セキララ☆自分ストーリー

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第43回 本の出版

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第44回 権威との葛藤

周りは「本を出版したなんてすごい!これからもうイケイケドンドンだね!」みたいに思っていた人が多かったように思います。

ところが、私といえば、その見られ方の変化についていけず、本を出版したという事の大きさに後からじわじわ気づいてしまい、恐れが出てきていました。とにかく「怖い」んですよね。

まさに心の中では心理学でいうところの「権威との葛藤」が起こっていました。

”本を出した=権威” を受け取れていなかったということなのでしょうね。

例えば、職場でいきなりリーダーを任されたとします。

チームメンバーだった頃は、リーダーが何とかしてくれるとか、方向性を決めてくれるとどこかで頼っていることが多いと思うんですね。いわゆる依存側の立場です。

なのにいきなりリーダーになってしまうと、自立側の立場に変わります。責任の重圧も乗りますし、しっかりしないといけないし、メンバーからどう思われているか怖くなってしまうことがあるのではないかなと思います。

これも「権威との葛藤」と言えます。

権威との葛藤は、かなり身近な心理で、みな何かしら抱えているといってもいいかもしれません。自立して成長していこうとするときには、どこかでぶつかりますからね。

特に自己実現して前に出て行こうとするときには、ついてまわる心理ですので、覚えておいて損はないかと思います(^_-)

私も例外に漏れず、葛藤を抱えることになります。

結果的には、本出版後、1年くらい経った頃にようやくスランプから抜け出すことができ、本を出版したという権威を受け取れるようになっていきました。

その間何をしていたかというと、本業のカウンセリングを頑張ることにしたんです。

最初は、「そんなみんなが言うほど私すごくないよ~」と変に卑屈になりかけていたので、これでは良くないとさすがに気付きました。

本を出しましたと堂々と胸を張れるようになるためには、自信をつけないといけないと思ったんですね。

今までの頑張りを承認することももちろんですが、今もがんばって技術をあげているという感覚が私にとっては必要だったみたいです。

1人歩きしてしまったかに見えた自分の名前が、中身も揃ってきたと思えたのがちょうど1年経った頃でしたね。

第45回に続きます!

第45回 パートナーとの距離感

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