セキララ☆自分ストーリー

第37回 自己表現の訓練

2021年6月24日

恋愛、仕事、趣味……自分の望むライフスタイルを実現し、豊かなパートナーシップとともに、人生の質を上げていきたい。

そんな ”質上げ女子” のみなさんのお役に立てたら幸いです。

私の体験から得たさまざまな学びと想いを自分ストーリーとして全50回にわたり連載します。ぜひご覧ください。

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全50回 セキララ☆自分ストーリー

恋愛、仕事、趣味…… 自分の望むライフスタイルを実現し、豊かなパートナーシップとともに、人生の質を上げていきたい。 そんな ”質上げ女子” のみなさんのお役に立てたら幸いです。 * 今でこそ、順調にい ...

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第36回 疲れ果てた体

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第37回 自己表現の訓練

カウンセラーとして活動を始めるまでにおよそ3年間。そしてカウンセラーになってからも、さらに3年間、私はセミナーの裏方として学びを続けていきました。

おそらく、コースに入った当初の私は、きっちりしてカチコチに固まった人だったので、オープンさの欠片もなかったように思いますね。

このセキララ☆ストーリーではカンタンにしか書けないのですが、なかなか濃い時間を過ごさせてもらいました。

楽しかったですし、温かい気持ちになりましたし、そしてたくさん落ち込みました。人生において大切なことを学ばせてもらった、かけがえのない時間だったと思いますね。

セミナーは自己表現の訓練の場にもなりました。

私は1対1は大丈夫でも、人数が増えていくと苦手意識が増していくタイプでした。

でもセミナーは毎回30人とか40人とかかなりの人数が参加します。グループになって、さまざまなワークをしたり分かち合いの場があったりします。

大勢の中にいることは、めちゃくちゃ苦手でストレスだったのですが、なんとかオープンな自分になれたらいいなと思っていました。

そこで、いくつかステップを踏んで自己表現の練習をしていきました。

最初は、カウンセラーさんと1対1のカウンセリングで、自分のことを話すことからスタートしました。そうそう、最初は結構ガチなクライアントだったんです。

回数を重ねると、カウンセラーさんとの信頼関係が出来て、素の自分で話すことができるようになってきました。

素の自分でいるときの、あのすっきりとした感じ。気負いがなくて安心感と共にある心地良い感覚。

「こういう感覚が、人数が増えたときでも再現できたらいいなぁ」と思いました。

セミナーに出たときは、その感覚を思い出します。「あの時の感覚の自分でいられたら、自己表現もしやすくなるのでは…」そう思って、ひたすら場数をこなしていきます。

最初はやはり思うようにいかなくて、「あの時なんで言えなかったんだろう~」「もっとこうすればよかった」などと落ち込むこともたくさんありました。

それでもとにかく回数をこなして、2~3人のメンバーに対して話せるようになり、次は8人グループでリラックスできるようになり、次に20人とか30人という形で、規模が大きくなっても変わらない自分でいられるようになっていきました。

こういうことって、頭で考えてもどうにもならないと思うので、自分の中の感覚的なものを大切にしていきました。

自分の気持ちを言葉で表現する練習をしたこと、安心感や信頼感を取り戻していったこと、そして場数をこなしたことで、少しずつ自分を表現することへのハードルが取れていったように思います。

それに、セミナーで講師の人に「自分を見るのではなく、相手を見なさい。そして与えなさい」ということを教えてもらったことがとても役に立ちました。

「自分が一番可哀そうな人にはなってはいけない。自分がつらい時は、自分以上につらい人をみつけてつながりなさい」など、格言めいた教えはたくさんありました。

「相手を見る(興味を持つ)」そして「与える」。

この2つの学びは、私を自意識過剰なところから解放してくれ、視野を広げてくれる大きなきっかけになったのです。

第38回に続きます!

第38回 共感の極意

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