つながる・コミュニケーション

気づけば彼に合わせてばかり

2020年4月3日

無意識のうちにですが、彼に対して遠慮してしまっていることってありませんか?

言いたいことはあるけれど、言っても大丈夫かな?とあれこれ考えた結果、やめとこうと飲み込んでみたり、自分の要望を言うよりも彼の要望を優先して聞いてみたり。

そんなこんなを続けていると、まぁ仲は悪くないけどね、なんだかなぁ、もやもやする~みたいな感じですっきりしなくなることも。

遠慮しているときって無意識でやってしまうので、自分が我慢していることも自覚がないことが多いのです。

だからもやもやしても、何のもやもやなのかよくわからない。人に説明しようと思っても、適切な言葉が見つからなくて、自分の思いが伝わらずに苦労したりします。

私もこの無意識の遠慮パターンを持っていて、人から言われて初めて「あっ…」と気づくことが多かったです。

昔は、自分のことなのに自分の感情がうまく感じられなくて、何にもやもやしているのか、何にイライラしているのか、何に不安や恐れを持っているのか、そこらへんがよくわからなくて自分で上手に処理できない、という感じでした。

カウンセリングでも、こうした昔の私のようなタイプの人とよくお話するのですが、よくわからない感情があると、不快な感覚が膨らんでいってしまうのでどうしてそう感じるのかを
細かく一緒に見ていくのですね。

こうこうこういう理由でこのように感じたということが腑に落ちると、「…あぁ!そういうことか~」とすごくすっきりしますし、おのずと今後自分が何をすべきかがわかってきます。

もやもやしているときはやっぱり何か引っかかることがあるものです。その感覚はなかったことにせずに、なんだろう、これは…と注目しておくといいですね。

よくわからないからいいやと蓋をしてしまうと、その遠慮や我慢はずっとくすぶり続けて、ある日突然「もう嫌!」と大胆な方向に走ってしまうので相手もびっくりしてしまいます。

私が我慢して合わせておけばいいやとどこかで思っていると、彼に合わせてばかりになって不満がたまることも。やはりどちらかが一方的に遠慮や我慢をしているような関係はうまくいかないですからね。

あえて言わなくてもいっかと思って、なんとなく遠慮する、なんとなく我慢するという状態が続くと、彼との心の距離があいたままになってしまいます。

本音を話して嫌われてしまったらやだなと思っていることもありますし、本音を話して受け入れてもらうことを恐れていることもあります。

自立しているタイプの人は、親密感が怖くて人と距離を取る傾向がありますからね。

もやもや~としたときは、これは何だろう?とちゃんと見つめてみるといいかもしれません。自分の感覚がキャッチしたことには何か意味がありますから。

-つながる・コミュニケーション
-, , ,

© 2013 Aya Takami All Rights Reserved.