好きになった人が傷ついた過去を持っているようで、なかなか近づかせてもらえない

好きになった人と良い雰囲気になるものの、もう一歩近づこうとするとシャッターを下ろされてしまい、なかなか近づいていけない。

そんなお悩みをお伺いすることがあります。

褒めてくれたり、心を開いてくれてるようなそぶりもあったりするので、こちらとしても期待しますよね。

なのに良い雰囲気になると、「自分なんか大したことないよ」と言ってきたり、急にそっけなくなったりする。

近づいてきてほしいけど、これ以上近づいてきてほしくない。

そんな矛盾したメッセージが相手から発せられるので混乱しますよね。

なんで? どうして? と余計に気になってしまうものですよね。

お相手としては、今の距離感までならOKだけど、もう一歩踏み込むのはどうやら怖いみたいです。

こういったパターンも、親密感への恐れと言えるかもしれません。

お相手がそういった態度を取る理由が、どうやら過去に傷ついたことがあったからのようだ、と会話から分かってくると、なんとかしてあげたいと思うことも多いでしょう。

励ましたり良いところを伝えたりしても、なかなか近づけない…という場合は、親密感への恐れを相手だけではなく自分も持っているのかも? と捉えてみると、何か見えてくるものがあるかもしれません。

パートナーシップは、どちらか片方だけ、ということはあまりないのです。

もし、自分にも親密感への恐れがあるとしたら。距離が縮まらない方が都合が良いとしたら…?

そんなふうに考えてみると、どうでしょうか。

実際、「あぁ~…。そう言われてみると、思い当たる節がありますね…」とおっしゃるクライアントさんが多いのです。

親密感への恐れがあると、無意識のうちに、難しい相手を選んでしまうこともあるようです。

カウンセリングでは、お相手のことはしばらく横に置いて、クライアントさんの親密感への恐れを癒やしたり自己肯定感を上げていく方向で進めていきます。

そうすることで、次の展開へと動いていくことも少なくないのです。

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この記事を書いた人

高見綾|第一線で働く女性リーダー専門・心理カウンセラー

職場や人間関係の摩擦、距離を置かれるような変化を心理の視点で整理しています。

自分を味方にする「セルフバディトレーニング」を軸に、書き出しと対話を通して感情と思考を整理し、仕事の質を落とさず「私はこれでいく」と判断できる状態をサポートしています。

カウンセリング実績4,000件以上。
著書『ゆずらない力』(すばる舎)
NHK「あさイチ」、読売新聞「発言小町」などメディア協力多数。

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