傷ついた出来事から自分に呪いをかけていませんか?

今まで、傷ついた経験が全くないよという人は多分いないと思いますが、傷つくような出来事があったときに、それに対してどのように対処するかでその後が変わるんですね。

カウンセリングでは「あ~…、そういうことがあるとつらいよね…」というようなお話もたくさん聞きます。

誰かに傷つくようなことを言われてしまったり、大切にされなかったり、そんなことがあると自己イメージがぐらぐらと揺れますよね。

相手を責めることをせず自分に原因があるのかも…?と思う人にとっては、「私がダメだからだ」と解釈するので自己イメージが下がります。

するとこれが自分に対する呪いみたいな感じになって、時間が経ってもこのときの感覚に引きずられてしまうことがあるんですね。

もし出来事がおきたときに自分の傷ついた気持ちをちゃんと解放できたり、近くに寄り添って理解してくれる人がいたりすれば、ずいぶんと変わるのですが、そういうことができないような状況だと心の奥深くに残ってしまいます。

私は子どもの頃、少しの間だけ仲間外れにされたことがありますが、そのときはやはり自己イメージが下がりましたよね。人って怖いという感覚とともに、私はみじめ、はずかしいという自己概念ができました。一種の呪いみたいなものですよね。今、その感覚から抜け出せているのはやはり自己イメージが変わったからだと思います。

自分の気持ちに蓋をせずにちゃんと解放していくこと、そして自分が自分にちゃんと寄り添って味方になってあげること。そうすることで「私がダメなわけではないんだな」ということが、感覚的に理解できるようになってきます。

感覚的に、というところがポイントです。私たちは感情で動く生き物なので、理屈よりも感情や感覚の方がパワーが強いのです。

これからも、落ち込むことがあるかもしれませんが、そのときも寄り添い、理解し自分の味方になってつながりをつくっていくことで痛みを最小限にしていけることをすでに知っているので、これから先もなんとかなるかな、という感じでいます。

まあ私でもOKだよね
こんな私も悪くない
みたいな感覚ができたらGOOD。

やはり、良い自己イメージを持つことは、幸せに生きていくためにはとっても大事だと感じますね。

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この記事を書いた人

高見綾|第一線で働く女性リーダー専門・心理カウンセラー

職場や人間関係の摩擦、距離を置かれるような変化を心理の視点で整理しています。

自分を味方にする「セルフバディトレーニング」を軸に、書き出しと対話を通して感情と思考を整理し、仕事の質を落とさず「私はこれでいく」と判断できる状態をサポートしています。

カウンセリング実績4,000件以上。
著書『ゆずらない力』(すばる舎)
NHK「あさイチ」、読売新聞「発言小町」などメディア協力多数。

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