自分らしく生きる

グラウンディングができてる人とできてない人

グラウンディングができていないって?

自分の状態がどこかふわふわしている感覚がしたり、頭を使いすぎてエネルギーが上がってぼーっとした感じがしたり。

自分の中にある軸が頼りなくて、外からの影響を受けるとぐらぐら揺れて不安定になってしまう感じがあったり

なんだか不安
落ち着かない
ふわふわ、ふらふらしている

こうした感覚がある場合、別の表現で「地に足がついていない」「グラウンディングができていない」と言ったりもします。

グラウンディングができていないと、周りの人たちに精神的に巻き込まれやすくなります。

あれこれ言われたり、比較や嫉妬の対象になることも少なくありません。

例えば、都合のいいように扱われる、ちょっと失礼なことを言われる、嫉妬される、といったことがあったときに、動揺して自分の価値が揺らぐことがあると思います。

自分の軸がブレ、他人の目が気になって、自分の在り方が分からなくなってくると、隙が生まれますよね。

そうした隙は周りにバレることが多く、自己評価が下がっているのが見て取れると、周りはあなたに敬意を払うことを忘れて、あなたの領域に侵入しやすくなるのです。

なので、そうならないためにも、しっかりと地に足を付けていくことが必要です。

グラウンディングは、何があっても揺らがないような頑固なものではなく、外部からの影響を受けて上手に揺れながらも、自分に必要な影響を取捨選択して取り入れることができるものです。

これという軸がありながらも、しなやかなのですよね。

自分で必要なものを取り入れていくプロセスがあるので、自分への信頼感がUPするのです。

では、どうしたらグラウンディングができるようになるのでしょうか?

できてる人とできてない人は、何が違うのか見ていきますね。

物事の選択・決断に主体性があるか

私のカウンセリングの経験上では、「物事を自分が選択して決めてきたという感覚があるかどうか」がかなり大きなポイントだなと感じています。

もちろん、私たちがここまで生きてきているということは、何らかの選択をし続けているからではありますが

それを「自分が納得して決めた」と思っているかどうかはかなり大きな違いだと思うのですね。

もしお母さんがこうしろって言うからこうなってしまったとか、自分は嫌だったのに周りからそうさせられたという感覚があったりすると、自分で決めたとは言えないですよね。

また、自分で選んでいるけれど、「なんとなく」「流されて」選んできたという場合も、納得感はあまり得られなくります。

グラウンディングができている人は、自分で選んで決めたという確かな感覚があるので、その結果起きたことについても、自分で責任を取って味わうことができます。

喜ばしい展開になっても、思い通りにならない展開になったとしても、その過程でどれだけ悩んだとしても、自分で納得して決めたことであれば、受け入れられますよね。

グラウンディングが弱いクライアントさんについては、「何を選んでもOKだけれど、意識的に選んでみてくださいね」というお話をしています。

例えば、お友達とランチに行ったとして、みんながAランチを頼んだとしましょう。

「私はBランチが食べたいから、Bランチにしよう」もOKですし、「みんなと一緒がいいから私もAランチにしよう」でもいいのです。

どちらにしても「私がそれを選んだ」と思えることが大切なのです。

なんとなく流されるのではなく、意識的に見つめてみましょう。

簡単なことからでいいので、主体性を持って選ぶ練習をしていきましょうね。

自分には決める力があると感じられるようになると、自分への信頼感がUPし、ひいては人生に対する信頼感も増してきます。

自分で選ぶと誰かのせいにはできなくなり、その点はシビアに感じるかもしれませんが、その代わり、自分の自由を守り、外からの影響に動じにくい自分をつくることにつながるのです。

大切なことにセンサーを合わせること

もう一つ、人と関わっていると大なり小なりさまざまな刺激がありますが、グラウンディングができている人は、自分にとって大切なことにセンサーを合わせており、嫌な刺激にはあまり反応しないでいられるような距離感を保っていることが多いです。

職場やママ友など、社会的にうまく関わった方がいいような関係では、付き合わないという選択は難しいですが、礼儀正しく、でも深入りはしない程度に距離感を保っていられるとラクにいられます。

「相手に悪いから」という理由で、真正面から受け止めてセンサーを合わせてしまう方もいらっしゃいますが、そうすると相手が自分の領域に侵入してくることがあるので要注意です。

大切なことにセンサーを合わせるようにするには、良いことノートをつけて良い刺激にセンサーを合わせる練習をしていくのがおすすめです。

それでも、嫌なことが頭の中に湧き上がってきてしまうという場合もあろうかと思います。

そんな時はやっぱり浄化ワークです。

実践してみたクライアントさんの声にもありますが、浄化ワークをしていくと、気持ちが落ち着いてきて、おのずと不要なものが削ぎ落されて優先順位が明確になっていくことが多いのです。

冷静になることで、物事を俯瞰して見れるようにもなりますので、嫌な刺激に対しても心の中で適度な距離感を持てるようになります。

グラウンディング強化のためにも、日々浄化していくことが大切ですね。

ぜひ意識してみてください。あなたのお役に立てましたら幸いです。

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