幸せになりたい自分を引き戻そうとする感覚の正体

今よりも幸せになって、パートナーもほしいし仕事も充実させたいなと思い描いているビジョンがあるのに、そっちの道へ進んでいこうとすると、なぜかいつものパターンに引き戻す見えない力が働いてしまう。

犠牲のパターンを持っている人は、本当は聞きたくないけど人の愚痴を聞いちゃう、頼まれた仕事やおつかいを本当は断りたいけど引き受けてモヤモヤした気持ちになる。気づけば、あれ、いつもこのパターンだみたいな感じになります。

なんでいつも、幸せのほうに行ききれないんだろう?となりますよね。そんなふうに、見えないけど強力な引き戻しをしてくる感覚の正体は「罪悪感」です。

そう、罪悪感。

なんか嫌な響きですよね。

その感覚の元には「私だけがいい思いをしてはいけない」とか、「私はそんなにいい人じゃないから自分を出したら、まわりから人がいなくなるんじゃないか」みたいな気持ちがあることが多いです。

この罪悪感があると、自分が幸せになっていこうしてもブレーキをかけてくるわけです。

罪悪感の心理を書こうとすると結構なボリューム書けそうな気がするのですが、ここでは簡単に。

罪悪感がない人と罪悪感がある人の考え方って紙一重なのですが、その紙一重のちがいが現実にはすごく影響を与えるのですよね。

幸せな人が1人いることの影響力ってすごく大きいものがあります。ちょっと自分の影響力を過小評価しすぎちゃってるのかもしれません。

自分が先に幸せになるといい影響力が出てくるから、他の人の幸せもサポートもしていける。みんな幸せになる力があると思えると、そんなに罪悪感は出てこないですよね。

でも、幸せを独り占め。と思うと、罪悪感いっぱいになっちゃいますよね。

自分を出したら、みんなに悪いから私が我慢しておけばいいんだという犠牲パターンの人は、みんなの幸せを祈る優しい人なのですが、幸せになるメンバーに自分も入れてあげないとむしろみんなに罪悪感を持たせることになります。

本当は無理してやってましたということがわかったら、あなたを大切に思ってる人は「え!…そうだったの気づかな(>_<)くてごめんね」となりますからね。

幸せな人が増えたほうが全体はやっぱりよくなりますから、まずは自分が罪悪感を手放して幸せになっていこうと思えると、全体にも貢献していくことにつながります。

このあたりが腑に落ちると、罪悪感っていらなかったんだなぁと思えるようになるかなと。

とはいえ、夜に甘いものは控えよう、次の日食べたらいいじゃんと思いながら、結局その日のうちにお菓子をつまんでたみたいに、私たちはなぜか罪悪感が大好きみたいです。

理屈ではわかるけど、なかなか罪悪感が手放せないということもあると思いますので、そのときは一緒に手放しをやっていきましょう。よかったらご相談くださいね。

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この記事を書いた人

高見綾|女性リーダー専門の心理カウンセラー

職場の人間関係に消耗している女性リーダーが、
自分を責めずに前へ進めるようになる専門家。

嫉妬・摩擦・正論が通らない——
その構造を心理の視点で整理し、
「私はこれでいく」と判断できる状態をサポートしています。

カウンセリング実績4,000件以上。
著書『ゆずらない力』(すばる舎)
NHK「あさイチ」、読売新聞「発言小町」などメディア協力多数。

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