昔出会った人がこんなことを言っていました。
待っているだけだと、誰も私に寄ってきてくれない、というのが私の中の前提。だから、自分から積極的に誘うのが当たり前なの。断られても気にしてる暇はない。こちらからアプローチしないと誰も来ないんだから。
その人は明るくてムードメイカー的な存在。友達も多い印象でした。
当時私は、友達を誘うことがあまりできなかったのでそんな話をしてみたら、上記のような回答が返ってきたのです。
それにしてもハードな前提だなと驚いたんですが・・・結果として、その人は積極的に動いて自分の欲しいものを得ているわけだからすごいですよね。
すごく仲良しの人がいるわけではないけどでも友達がいないわけじゃない。
ご飯行かない？って誘うことは苦手であまりできないけど、でも誘われることはあるからそれなりに過ごせる。
でも何か・・・胸のつかえがとれないんですよね。
こんな感覚になったら「楽しくない」「つまらない」ってことなんだと思います。
誘うのは苦手だけどそれでも誘って話したい！と思えるほどの人も周りにいなくて、切羽詰まった問題はないけど、こういうケースはじわじわと慢性化していくのでかえってややこしいのです。
このようなお悩みを持っている人とたくさんお話してみて、共通しているのは自分を抑えていることなんじゃないかなと感じます。
単純に、誘える誘えないということではなくてね。
頑張り屋さんで自分に課すハードルも高いので、それなりに恵まれた結果を出してはいるものの、自分がやっていることが果たして大好きなことなのかというと疑問符がついたりします。
人間関係においても、自分を出していないので人とのつながりが弱かったり、自分の情熱を表に出すこともない。
じゃあ情熱がないのかと言えば決してそんなことはなくて。むしろ熱い想いを秘めている。
でも、自信がないとか、傷つきたくないとか過去色んな理由があって、今に至るものです。
いつの頃からついたのか自分を抑えてしまう癖。自分を出したいと思うけどどうしていいかわからないという葛藤。
でももうそろそろ、ラクに楽しく過ごしてもいいんじゃないでしょうか？