日常に役立つ心理学

遅刻癖には意思がある

2016年11月10日

昨日書きました「いつもギリギリ癖のある人」についてもう一つ見るといい視点があったので書いておきますね。

参考いつもギリギリ癖のある人

いつも待ち合わせ時刻に5分遅れちゃうとか、試験勉強はテストの前日から頑張るとか、締切日が近くなってきてからバタバタするとか、このようにギリギリにならないとお尻に火がつかない人っていますよね。 かくいう ...

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私は中学生のときも高校生のときもギリギリ癖がすごくて、登校するときはよく走っていました。

学年が終わったときのクラス文集であるクラスメートから「いつも走っていく後姿をよく見させてもらいました」とコメントをもらったこともありました。

まぁそのクラスメートは、私よりさらに遅かったってことですね笑

ダッシュで走ると、なんとかチャイムに間に合ってしまうんです。だいたい、このくらいの時間なら走れば間に合うなとわかってしまい、ギリギリまで粘っちゃうんです。

でも時々どうしようもないときがあってチャイムを過ぎちゃうんですよね(汗)

もうそのときの罪悪感はすごいです。うわぁ、やっちゃった!私、最悪だ!と思います。で
もなぜかまたこりずにやるという。

そういうときに、常識のある人なら「ちゃんと時間を逆算して、家を出ればいいじゃないか」とか「5分遅れるなら5分早く時計を進めておいたら?」とアドバイスしてくれます。

私もその方法をとってみたんですが、でもやっぱり直らない。

心のことを学んでみたら、遅刻癖のある人は遅刻して罪悪感をもつことで自分を罰しているという考え方を知りました。

もちろん罰しているつもりはなかったんですが、自分を責めてはいたので次のことをやってみました。

1.遅刻してしまう自分を許す
2.行きたい、と思えるように動機を見直す

1.2.は昨日の記事に書いた通りです。
これ以外のポイント3.をご説明します。

それは、「ギリギリに到着していたいという自分の意思が含まれていないか?」という点です。

1.遅刻してしまう自分を許す
2.行きたい、と思えるように動機を見直す
3.ギリギリに着きたいという気持ちがないか見直す

早く着きたくない理由というんでしょうかね。

何をしても、ギリギリ癖が直らないときというのは、そこに、自分の確固たる意思が存在している可能性が高いんです。

私の場合だと「早く着いて待つのは嫌」「待ってる間がひま」とか。

「早く着いてもしゃべる人いないしどう過ごしていいかわからないから」という理由で、決められた時間の直前に着いていたいと思っていました。

もちろん遅刻はしたくないんですけど、遅れやすい理由は持っていたということです。

なので、待ち時間が嫌なら、もし早めについても、余った時間は何かをする時間に設定しておけば早く行く理由ができますよね。

ちなみに今のお仕事関連では、時間より早く行っても大抵誰かはいるのでしゃべっていたらいいですし

ギリギリで焦っているその気持ちのまま仕事に突入すると、私の心の状態が周りの人に影響するのがわかっているので遅刻癖が直りました。

このように自分の意思が含まれていないか?について見直してみると、直るきっかけが何かつかめるかもしれません。

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