日常に役立つ心理学

いつもギリギリ癖のある人

2016年11月8日

いつも待ち合わせ時刻に5分遅れちゃうとか、試験勉強はテストの前日から頑張るとか、締切日が近くなってきてからバタバタするとか、このようにギリギリにならないとお尻に火がつかない人っていますよね。

かくいう私もその一人です。

でも、遅刻癖はかれこれ学生時代からずっとあったんですが、心について学ぶようになったらすっかり治りました。

今思うと、行動の動機が罪悪感からくるものなのか、それとも自発的なやりたいことかの違いだったようです。

罪悪感から行動しようとするとなぜか遅刻します。やりたい・行きたいで行動すると時間より早く着きます。

最初のうちは、遅刻してしまう自分を責めないようにして、しちゃっても許してあげるようにしました。

遅刻した自分を責め続けると、ますます行動の動機が罪悪感で固まってしまうからです。

遅刻をする自分を許せるようになったら、人の遅刻にも寛容になりました。それまでは自分は遅れることがあるくせに、人の遅刻は嫌だったんです(;^ω^)

そして最後に、行動の動機を変えていきました。その場所に自ら行きたいと思うようになったら、自然と遅刻しなくなりましたね。

遅刻癖のある人は、遅刻してしまう自分を許してあげた上で、その動機を見直してみるといいですよ。

他にも、締切が迫ってきてから、怒涛の追い込みを見せる人は瞬発力があります。そして、結果的になんとか間に合ってしまうことがほとんどです。

これに味をしめているからギリギリ癖がなかなか治らなかったりするんですよね。最終的につじつまがあうので問題はないと思えばないのかもしれませんが。

途中のんびりしているのは、最後の追い込みをかけるときのパワーを溜めているからという見方もできます。

ただし、最初から「やるぞ!」と思えていないので、時間がなくなってきてから追い込まれてやることになります。

どうせ最終的にやらなきゃいけないのなら、最初から「決めて」やろう!としていれば同じ時間が経ったときに成果は大幅に違ってくるのでしょう。

そう思うと、ギリギリ癖があるのはちょっと勿体ないとも言えますよね。

最初からやろう!とするためには主体性が必須。自ら進んでやろうという意思がいります。

やろう!と覚悟ができるのが早ければ早いほど、願望達成にかかる時間も短くてすみますね。

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