つながる・コミュニケーション

恋の終わりは、自分の感情をたくさん見つめてあげよう

2015年4月8日

お付き合いしていた相手とお別れをしたり、または片思いの恋が実らずお別れとなったとき、悲しみや惨めさ、理不尽さ、怒り、または色んな後悔の想いが溢れてきますよね。

私も失恋したときは、そのことばかり考えて余裕を失っていたので、もっと自分は冷静だと思っていたのに、新たな自分の一面を発見したような感じでした。

辛さから今すぐにでも逃げ出したい!と思ってしまうものですが、この時期に出てくる感情はとても大切なものなので、しっかりと向き合ってあげると次のステップに進みやすくなります。

というのも、自分で思っている以上にたくさんの想いを抱えていることが多いからなんですね。

カウンセリングでも、自宅でさんざん泣いてきてもうそろそろ大丈夫だろうと思っていても、彼に対する想いを吐き出すセラピーでは、悲しかった気持ちや感謝の気持ち、後悔の想いを言葉に出すだけでも、涙が次から次へと溢れ出てくることがあります。

それだけの想いがぎゅっと抑圧されているんですね。

ただ、早く立ち直らなきゃ!と焦ってしまうこともあると思います。時間がたっても、引きずってしまう自分が嫌になることもあるでしょう。

そんなときこそ、ぐっとこらえて自分の気持ちを見つめてあげたいですね。

「あんなに好きだったのにダメだったなんて、自分に何が足りなかったんだろう」「今更別れるなんて許せない」「あのときこうしていれば、結果は違ったんだろうか」「色々してあげたかったのに出来なかった」など

勇気がなくて頑張り切れなかった自分への情けなさや後悔もあるかもしれませんし、相手への怒りもたくさん出てくるかと思います。

悲しさや不安、怒り、後悔、罪悪感。素直に湧き上がってくる感情を受け止めてあげましょう。

このとき、こんなこと思っちゃダメ!とは思わずに、ただ出てくる感情をそのまま受け止めてあげるのがコツです。

少し落ち着いたら誰かに話して聞いてもらうのがよりいいと思います。

自分で受け止めて、そして誰かにも受け止めてもらえると切れた繋がりを取り戻すことができるようになりますよ。

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