今になって周りに聞くと、クリスマスにパートナーがいない時は友達とパーティをして楽しんでいたという人が結構いますよね。
私がパートナーがいなかったときはクリスマスは家に一人でこもってテレビを見ていることが多かったです。
12月24日イブの日。普通に出勤。定時が近づくとソワソワし出す人たち。早く帰ろうと定時前からお仕事を片付け出す人たち。
今日は彼とデート。
今日は家族でパーティ。
今日は友達と遊ぶ。
いいなぁ。みんな予定があって(遠い目)。私はというと、友達とパーティしようという意欲もなく。相手がいないことなんてみんな知っているのに、なんか嫌だったんでしょうかね。
クリスマスの雰囲気もケーキも楽しみたいけど、当日に自分ひとりだけの分を買う勇気はなかったので、こそこそと事前に用意(笑)。
なんか寂しいなーと思うと、それは彼がいないからだとか、彼ができないのはどうしてだろうとか、なんでこんなに家にこもってしまうんだろうとか、友達と楽しめない自分はダメとか、今となってはよくわからない理由で自分を責めていましたっけ。
私は寂しい人なんだと感じること自体が悲しくて、惨めで、向き合いたくなくて、平気なフリをしていたように思います。
心理学を学んだ今は、寂しいと感じることは決して悪いことではなかったんだなと気付きました。
というのも、寂しいと思えば人と繋がろうとする意欲が出るからなんです。寂しいと感じられる感性があれば、超嬉しい!幸せ!を感じられる感性もあるということ。ポジとネガは違うようで実は一緒なんです。
逆にいえば、寂しい!と感じられないと、超嬉しい!超幸せ!も感じられなくなることもあるんです。
ただ、昔の私をみると、
彼ができない自分はダメ
友達と楽しめない自分はダメ
と色んな理由を使って自分を責めていたように思うんです。
クリスマスに1人なのは私がダメだからだ!みたいな感じです。「おいおい、それは違うでしょ」ってツッコミたいです。
彼がいなくても自分の価値は変わらないし時には友達と楽しめない気分の時があってもいい。
寂しいのは、自分が悪いからじゃない。寂しいのは、自分に魅力がないからじゃないんだよ。そう伝えてあげたいです。
もし、これをお読みいただいているあなたもパートナーがいないことで自分を責めていたり魅力がないんだと思っているとしたら、そうじゃないよとお伝えしたいです。
色んな材料を使ってどうか自分を責めないでくださいね。
責めるよりも、もっと自分を大切に、そして幸せにしてあげることにエネルギーを使ってほしいんです。
自分を幸せにできるのは、自分しかいないから。パートナーがいてもいなくても自分を幸せにしてあげてくださいね。
パートナーとうまくいったら確かに幸せです。でもパートナーに幸せにしてもらおうとすると相手に、そして恋愛に、依存してしまいますから。
近頃はめっきり寒くなってきたので、自分のためにふかふかふわふわのベットパットを買ってあげたり、いつもよりたっぷりのお湯でお風呂に入ったり、栄養たっぷりのスープを飲んで体を温めてあげたり。自分を大切にしてみてはいかがでしょうか。
名古屋駅の前には大きく輝くクリスマスのイルミネーション。ミッドランドスクエアの中には立派なツリー。
街にある装飾でさえも、自分を喜ばせてくれるものだと思えるでしょうか。
色んな材料を使って自分を責めるやり方から使えるものは全部使って自分を大切にしてあげるやり方へシフトしていけたら素敵ですね。