なぜか嫉妬されるあなたへ

【なぜか嫉妬されるあなたへ5】~なぜ面と向かって嫌味を言われてしまうの?~

2014年6月4日

例えばこんなケースを取り上げてみます。

以前から嫉妬されることがあったのですが、いつも相手から言われるんです。「いいわよね、〇〇さんは」だったり、「なんであなたばかりいい想いしてるのよ」だったり。なんでこんなに直接やいやい言われちゃうのでしょうか。

嫉妬されたとき、直接は言われずに小耳にはさんだり、なんとなく肌で感じたりするケースと、面と向かって相手から言われるケースと2つあります。

毎回相手から嫌味を言われてしまうというのはなぜなのでしょうか。何か理由がありそうですよね。

ひとつ考えて頂きたいのは今いるあなたのポジションは、適正な場所ですか? ということ。必要以上に謙遜をしたりしていませんか?

例えば、「私たちって同じだよね」と横並び意識があったところに、あなただけが急に目立ち出したり、飛び抜け出したりしたとします。(もちろんあなたにはその自覚はありませんが)

すると、周囲の人にしてみれば、「え? 私たち同じだと思っていたのに…」と嫉妬心が働き、「同じだと思っていた」ことによって、直接言えてしまう距離感を作り出している、という可能性があります。そして嫌味を言うことであなたの価値を下げて、安心するわけです。

また、もともとは同じところにいると思っていたので、「置いて行かれそうで寂しい」と思っていることも少なくありません。足を引っ張ることで寂しさを紛らわそうとしていることもあります。

もし最初から横並び意識がなくて「あの人とは違う」と思っていれば、そのような気持ちは起きないですよね。

嫉妬を受けるというのは、「あなたにはもっと適した場所があるから、そこに行きなさい」というお知らせでもあります。

嫉妬されなくなるためには、自分の価値を受け入れて圧倒的に輝くことだと以前書きました。

時々、「自分の価値を受け入れて自信を持つと、傲慢になってしまいませんか? 」と心配される方がいますが、自信を持つことと傲慢さは異なるものです。

自信を持つことは、優越感を抱いたり、誰かを見下したりすることではありません。自分の価値をナチュラルに受け入れて「知ってる」状態になると、周りからは自然体に映ります。

ただ、私が出会ってきた人たちのほとんどが、自身の才能や魅力を過小評価しがちなので、もっと積極的に認めるくらいでちょうどいいのです。

自分で認識している価値と周りの人があなたに見る価値のバランスが取れていないとき、あなたは「いえいえ、私なんて」と謙遜しますが、本来別の人がいる場所をあなたが取ってしまっているのかもしれません。

自分を下に見せるのではなく、必要以上に上に見せるのでもなく、バランスの取れたポジションを見つけませんか。

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