なぜか嫉妬されるあなたへ

【なぜか嫉妬されるあなたへ6】~番外編:なぜこのシリーズを書こうと思ったか~

2014年6月13日

そもそも、なぜ【嫉妬されるあなたへ】を書こうと思ったのか。

それは私のテーマでもあったからですね。

嫉妬心は人間なら誰でも持ちうる感情ですので、ほとんどの人は嫉妬する側にも、される側にもなったことがあると思います。(嫉妬する側もされる側も表裏一体なのです)

ビジョンを実現するべく「好きなことをやろう」と思ったとき、嫉妬されることへの恐れをどう乗り越えていくかがとても大切になってきます。

人間関係においても、やはり嫉妬との付き合い方を知っているかどうかで、心のゆとりは大きく変わります。

周りの人からどう思われるか気になる。批判されたくない・嫉妬されたくない。だから隠れたくなる。目立ちたくない。そんな気持ちになって、意識的にも無意識的にも、小さくまとまってしまっているとしたら勿体ないなぁと思うんですね。

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私がはじめて嫉妬されていることに気づいたのは中学生の頃でした。それ以来、嫉妬を肌で感じることがたびたびあったのですね。

心理学を学ぶようになってから、心の深い部分では「恵まれててごめんなさい」という罪悪感を持っていたことに気づきました。自分の良い部分もなんだか居心地悪く感じていたのです。

それから、少しずつ自分を受け入れ、価値を受け取っていくことで、直接嫌味を言われることはなくなりました。

カウンセラーになりたいと思い始めたとき、再び目立つことへの恐れが自分の中で出てきたのですが、「恐れよりも愛を選ぶ」ことを胸にして前に進んできました。

今では嫉妬する&されるということを、日常ではほとんど意識しないで過ごせています。

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「嫉妬されるシリーズ」を書こうと思ったのは、世の中には「嫉妬する側」の苦悩を書いたものはたくさんあるけれど、「嫉妬される側」の苦悩の話はあまりないなと気づいたことがきっかけです(本当は、嫉妬することも・されることもどちらも表裏一体なのですけどね)

それなら、私が書いてしまおうと思いました。だから昔の私が知りたかったことを、たくさん詰め込んでいます。

「こんなこと、友達には言いづらくて…」と言って相談される方が多いです。容姿が良い、実家が裕福、仕事ができる…でも幸せを感じられない・恋愛や人間関係では苦労が絶えない。周りからどう見られていようが、その人にしかわからない苦悩はあるものだと思っています。

ですから、どうぞ遠慮なくご相談くださいね。あなたのお力になりたいと思います。

また、そうした恵まれていることを自覚している人だけではなく、「自分なんか恵まれてないのになんで嫉妬されるの?」というようなご相談もたくさんあります。

嫉妬することもされることも表裏一体と書いたように、嫉妬していた人があるとき嫉妬される人になるのもよくあることです。

嫉妬に悩まれているあなたは、まずは嫉妬されるだけの価値があることをどうか受け取ってくださいね。恵まれているんだから抵抗してもしゃーないなぁと思えたら、次のステージが待っています。

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