結婚相手が欲しい、恋人が欲しい、でもいい出会いがない。
そんな時には、妙に焦ってしまうものですよね。
女性ならば、20代後半くらいになると結婚が視界をチラチラしはじめますから、余計に不安になりますよね。
私も20代後半で彼氏がいなかった時期は、大丈夫どこかで出会いがあるはずよと自分を励ましつつも、時々押し寄せる将来への不安に押しつぶされそうになりました。
いつパートナーができるのか、いつ結婚するのか、未来は誰にもわかりません。
でも、望む未来を引き寄せることはできます。
焦りや不安と引き換えに、パートナーがいない今できることがあるとしたら、どんなことでしょうか。
私の経験上、とても有効だったものを今回書いています。
よろしければお付き合いくださいね。
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「パートナーが欲しい、でもなかなか良い出会いがない」と思っているあなた。
素敵な出会いを呼び寄せるために今からできることは沢山あります。きょうはそんなお話です。
私が最もおすすめなのは、パートナーがいない今から、あたかも素敵なパートナーがいるかのように幸せでいる、ことです。
これを聞いて、パートナーがいないから寂しいし焦るし不安なのに、そんなの無理でしょと思った方、いらっしゃるかもしれませんね。
確かに、心理的には抵抗が出てくるかと思います。幸せな出来事が起こったら自分は幸せになれるとわたしたちは思いがちですよね。
でもそこにこそ、大きなポイントが隠されているんです。
先程のような考え方というのは、「パートナーがいない=寂しい、不安、幸せではない」のような図式ができています。
これは裏を返せば、パートナーがいれば寂しくないし、不安からも解放されて幸せになれると思っているということになります。
でも本当にそうでしょうか?
恋愛をする前に自分が持っている問題というのは、パートナーができた後も形を変えて現れます。
パートナーができたら、女性としてちょっとは自信を持てると思っているとします。お付き合いできたら確かに嬉しいですし、自信を持てるようになるでしょう。
でも、本当は自分に自信がなく彼から愛される価値がないんじゃないかという不安を根底に持っていると、彼のちょっとした言動によって不安を煽られてしまいます。
メールの返信が遅かったり、文面がそっけなかったりすると、私のこと好きじゃなくなったのかな?とか彼って怒ってる?と気になり精神的に落ち着かなくなってしまいます。
結婚もそうですね。
結婚前に、彼はいい加減なところがあるなと思っていたとして、女性は結婚したら彼は変わってくれるだろうと期待しますが、実際のところはあまり変わらないものです。
パートナーをつくり、結婚することそのものが幸せを運んで来てくれるわけではないんです。パートナーを持って幸せになれるのは、お互いが自分自身でも幸せになれる者同士です。
そこでお勧めなのが「パートナーがいない今、幸せになる」こと。
不思議なのですが、幸せな出来事が起きてから幸せになろうと思っていると、なかなか幸せはやってきません。
このまま出会いがなかったらどうしよう、と心配していると、その心配が現実を引き寄せてしまいます。
欲しいものに心のベクトルを向けてみましょう。
パートナーがいて幸せであることが欲しいものならば、今からそうであるかのように振る舞ってみませんか。
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自分ひとりでも幸せになれるとき、自分ひとりでも楽しめるとき、自分ひとりでも自分を満たせるとき……異性からはあなたはとっても魅力的に映ります。
彼に幸せにしてもらおう!と思っていると、素敵な出会いからは遠のいてしまいます。
私も彼に幸せにして貰おうと思っていた時がありました。
自分ひとりでは幸せになれないから、彼をつくって自分の中の満たされない部分を彼に全部埋めてもらおうと思っていたんですね。とにかく、相手から何か貰おう、欲しい欲しいばかりでした。
今から振り返ると、恥ずかしいやらぎょっとするやらですが、当時は当たり前に思っていてなんとも感じていなかったんですね。
でも逆に考えるとどうでしょうか。
彼はあなたに幸せにして貰おうと思っています。
あなたが優しくしてくれて、彼のすべてを愛して受け入れてくれたら完璧に幸せになれると思っています。
付き合ったり、結婚したりして、何かトラブルがあるとどうして俺を幸せにしてくれないんだと責めてくるとしたら。
これでは妙に重いし、あなたは幸せとはいえませんよね。。
相手に幸せにしてもらおう、相手に全てを満たしてもらおうと思っていると「奪う」エネルギーが生じます。相手にとっても重くなってしまいますよね。
本来パートナーシップとは、与え合い、受け入れ合うもの。
自分ひとりでも楽しいけど、彼と一緒にいられたらもっと楽しいよね。
そんな心境になったとき、あなたを幸せにしてあげたいと彼の方から寄ってきてくれますよ。
幸せになる覚悟、してみませんか?