日常に役立つ心理学

その情報、本当にあなたに当てはまるの?

2014年1月6日

少し遅くなりましたが、おめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。

今日から仕事始めという方も多いと思いますが、年末年始はいかがお過ごしでしたか?

私は大掃除をして、夫の実家と自分の実家に帰っていたらあっという間でした。

出先で撮った山の写真です。天気が良くて、雪化粧した山々がすごく綺麗でした。

美しい景色を見てほっとしたり、心が洗われるような気持ちになったり、5分でも、たとえ1分でも落ち着けるような、そんなゆとりを持ちたいなと思いました。

みなさんの今年1年を穏やかな気持ちになれるようサポートさせて頂きたいなと思います。どうぞ宜しくお願いします。

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最近はいつでもどこでも、スマートフォンを持ち歩くようになりましたね。時間があいたら私もネットを見ていることが多いです。

ガラケーで通信し放題じゃなかったときは情報や活字に飢える感覚があったりしたんですが、今はむしろ情報が溢れていますよね。

時にわたしたちは情報に振り回されてしまうことがあります。

例えばこんなケース。

・今すぐ結婚したいとは思ってないけど、いずれは結婚したい。でも年齢があがると出会いが減ってくるっていうから、のんびりしてもいられないのかな……。

・子供が欲しいけれど、子供が生まれると夫婦の間に距離があくって聞くから不安だな……。

情報の出どころを確認するというのも、もちろん大切なのですが、それよりも上のケースであれば、得た情報によって不安になっているという点がポイントです。

自分の中に確固たるものがないと、溢れた情報に振り回されてしまいますよね。

確かに社会人になると会社と家の往復になることもあるでしょうし、周りが結婚していくと飲み会が開かれる頻度も少なくなっていくこともあると思いますが

それはあくまでも傾向であって、すべてのケースに当てはまるわけではありませんよね。

40歳でも50歳でも60歳でも、行動範囲を広げていれば出会いのチャンスはいくらでも作り出すことができます。

子供が生まれると夫婦の間に距離があくというのは、子供のお世話にかかりっきりになったりすることで夫婦がお互いを思いやる余裕がなくなることもありますし

女性の方はお母さんモードに切り替わるという理由もあるのかもしれません。

恋愛や結婚、子育てには不安がつきものですよね。

不安があるときには、ネットを見ていても自分の不安を立証するような不利な情報ばかりが目についてしまいがちです。

もしそういう情報を得たら、不安になるのは当然のこと。

でも可能性があることがわかっているのなら、そうならないように気を付けることができますよね。
自分のベクトルがどこに向いているのかはとても大事です。

もし、情報を見て不安を感じた場合には、

・この話、ほんとうに私に当てはまるのかな?

・可能性があるならば、そうならないためにはどうすればいいんだろう?

という視点を加えていただけると見方が変わり、漠然とした不安が減ってくるとおもいます。参考になりましたら幸いです。

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