自分の価値がなくなったように感じるのは幻想

彼にフラれたり、または同性でも今まであった関係性が疎遠になっていったときに、自分がダメだから関係が終わったんじゃないかと、自分の価値がべっこりと凹むことがありますよね。

今日は、自分の価値が失われたように感じたときでも、実際はなくなっていないんですよ、というお話です。

自分の価値とはなんぞやかもしれませんが、結局のところ「私は私であり、それ以上でも
それ以下でもない」ということ。

失われたように感じているのは、あくまでも自分のオプションの部分です。

たとえばですが今はおいしい柿の季節ですね。私の旦那さんは硬い柿が好きなようで、ちょっとでも柔らかくなった柿はイマイチらしいのです。

じゃあ、ちょっとでも柔らかくなった柿には価値がないかというとそうではないですよね。好みに合わない場合があるだけで、柿は柿です。

人の価値もそれと同じことです。誰かに選ばれなくても、自分自体は何も変わっていない
はずです。ということは、自分の価値がなくなったということではないんです。

ただ、感覚としては自分の価値が目減りした感じはするかもしれません。好みに合わないと言われたらそれはショックですし自信も揺らいでしまいますよね。

そんなときは自分を否定しないでショックを受けた自分をまるごとそのまま受けとめて認めていくといいです。

こんな私じゃダメだと否定すると、何かでそれを補わなきゃいけない気持ちになるのですが、自己否定が出発点にあるものには何をかけても、マイナスのままです。

こんな私じゃダメだからと、がむしゃらに頑張るほどに、自己否定感は大きくなっていくでしょう。

こんなに頑張っているのになんでうまくいかないんだろう?と思ったときの答えは、「自分を否定しているから」なのです。

変わろうとするときも、一旦自分を認めて受け入れるステップが必要で、それをすっ飛ばして変わることなどできないんです。

それよりも、ダメな自分のまま認めて受け入れていくことがポイントです。

自己受容をどんどんやっていくことがべっこり凹んだ自分を回復させるにはいちばんいい方法です。

そして自分を受容し続けていけば、実は自分の価値が失われたと思っていたのは、幻想だったんだと気づくはずです。

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この記事を書いた人

高見綾|第一線で働く女性リーダー専門・心理カウンセラー

職場や人間関係の摩擦、距離を置かれるような変化を心理の視点で整理しています。

自分を味方にする「セルフバディトレーニング」を軸に、書き出しと対話を通して感情と思考を整理し、仕事の質を落とさず「私はこれでいく」と判断できる状態をサポートしています。

カウンセリング実績4,000件以上。
著書『ゆずらない力』(すばる舎)
NHK「あさイチ」、読売新聞「発言小町」などメディア協力多数。

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