失恋すると、自分が否定されたような気がして、価値がないように感じることがあると思うんです。
大人になると、恋愛模様も複雑になります。振った、振られたというような、はっきりしたお別れの仕方ではないケースもあります。
それでも、お付き合いしていた関係が終わってしまったことを思うと、「何か自分に至らない点があったんだよね?💦」「私じゃダメだったんだ・・・」など
さまざまな後悔にも似た気持ち、痛み、悲しみ、いろいろな気持ちが出てくることでしょう。
自分に大きなバッテンが付けられたような気がしちゃうこともあると思うのです。
でも、今日お伝えしたいのは、失恋したとしても、あなたの価値は何も変わっていないということなんです。
失恋すると、「何がいけなかったんだろう?」 と考え、自分に非があるならば直そうと考える人も多いのではないでしょうか。
例えば、言いたいことを言えずに溜め込んでしまったとか、不満ばかり伝えすぎたとか、もっと愛情表現すればよかったとか。
そういったコミュニケーションの仕方に関するようなことは、確かにもっと良くしていくことができるかもしれません。
でも、私も失恋をした時は自分の価値が全くなくなったように感じましたし、自分の魅力も認めてもらえなかったと思ったものです。
確かに彼にとってはそういう面があったかもしれないけど、相手が違えば見方も変わるし、タイミングもあるかもしれない。
恋をするとき、私たちは自分とは違う魅力を持つ人に惹かれる傾向があります。でも付き合い始めると、その違いが喧嘩のタネになってしまうこともあるのです。
例えば、良く言えば大らかで、頻繁に忘れ物をしちゃう人がいたとします。
それを「何でそんなに忘れものばっかりするの!」とネガティブに捉える人もいれば、「そんなとこでうっかりするなんて面白いな~」と捉える人もいます。
長所と短所は同じものの表と裏。どちらにでも受け取ることができるんですよね。
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そう。
自分の価値や魅力が減ったわけではないのです。
あなたは、失恋をする前も後も何も変わっていません。
痛い思いをして自信をなくしてしまったかもしれないけれど、魅力は失われていないんです。
なので、私の欠点を直さなきゃ!と思うよりも、私の魅力をもっと伸ばそう!と考えてみましょう。
お付き合いがうまくいってるからといって欠点が何もない人はいません。みんなどこか凸凹してバランスを取っています。
欠点を上回るほどの魅力があれば、それで成り立ってしまうわけで(欠点が魅力に変わることもありますしね)、魅力をもっと伸ばしていこう!と思った方が気分もラクですよね。
「これが私だ」と、どうか、どんなあなたも受け入れてみてあげてくださいね。
真剣に恋をしたら失恋は本当に痛いです。それでもいつか立ち直り、素敵な恋愛ができますように。