「自己実現」という言葉、好きですか?
こんなライフスタイルを実現させたいな、こんな仕事でイキイキ働きたいな。人生全体の質をもっと上げていきたいな。
そんなふうに思われているのではないでしょうか。
現実は、なかなか思い通りにいかないこともありますが、それでも、さまざまな行動に移すことで試行錯誤されていることと思います。
私としてはもちろん、自己実現の望みを叶えてほしいなと思っていますが、こういうタイプの人には裏テーマが存在していることが多いんですね。
少し私のお話をさせていただきますと
私も自己実現というテーマは大好きで、昔から、頭の中は仕事のことでいっぱいでした。
なのに、カウンセラーの先輩方をはじめ周りに言われていたのは「パートナーシップをしっかりね」とか、結婚したらしたで、「綾ちゃん、旦那さんともっと仲良くね」というコメントばかりでした😲
「お仕事頑張ってね」は、ほぼ言われたことがありません😅
いやいや、旦那さんとは仲良しですよ、なのにもっと何かする必要が?
なんて、半ばうんざりしながら思っていたのですが、周囲からやたらパートナーシップ押しをされた本当の意味は、何年も経ってから分かることになります。
当時は旦那さんと仲良しだと思っていたんですが、今から振り返れば、まだまだすきま風が吹いてたな~と思うんですね。
仲は良いけど、親密さという点ではお互いにちょっと遠慮があったみたいです。
で、紆余曲折あり、結婚9年目の今が一番親密になれています。
パートナーシップが良い関係でいられると、その分だけ大きなエネルギーが生まれて、お仕事がやりやすくなったり、幅が広がったりするんです。
もちろん、この話は、男女関係というパートナーじゃなくても、お仕事のパートナーであっても、つながることができれば幅が広がります。
思っている以上に、自己実現とパートナーシップの間には、密接な関係があるみたいですよ。
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そして……
本当は分かり合えるパートナーがほしいのに、どこかであきらめていたりすると、恋愛に対する心の扉を閉じてしまうケースもあります。
もちろん、過去に傷ついたことが心の扉を閉じる原因になっていることがほとんどです。
でも、本当にほしいものがパートナーなのに、それに蓋をしていると、お仕事や自己実現にまい進したくなってしまうことが多いです。
夢に向かって頑張ることは素晴らしいのですが、パートナーシップの隠れ蓑になっていると、後から「なにか違うな……?」と混乱の元になりかねませんのでね。
よくよく自分の心に、「私の本当の望みは何?」と聞いてあげましょうね。
本当の望みがパートナーシップである場合には、そういう人と良い関係になって親密になれると、ものすごくパワーが出ますから。
好きな人が職場にいるというだけでも、ウキウキして仕事にやる気が出たりとか、そういうのありませんでしたか?
恋をするのは、生命力の源みたいなものですからね。
あなたの生命力を解放してあげたほうが、自己実現もスムーズに進んでいくと思います。
本当の望みは何なのか、よく考えてみましょうね。