つながる・コミュニケーション

パートナーの男性が悩んでいるときにしない方がいいこと

2021年3月23日

パートナーの男性が、仕事のことや、その他人間関係などで悩みを抱えている場合

それについて彼女や奥さんに積極的に話すことはあまりないかもしれません。

ポロポロっと愚痴をこぼすことはあるかもしれませんが、それ以上は多くを語らず、どちらかというと、一人でじっと何かを考え込んでいる状態。

スマホ見たり、ゲームしたり、他事をしているけれども、なにかイライラしている様子……。言い方にもトゲがあるし……。

実際、こんなことってありませんか?

そんな男性の姿を見て、女性が心配になって「どうしたの?」と声をかけてみるけれど、「何でもない」とそっけない答えが返ってくることも。

実は、このとき男性は、自分が何にイライラしているのかに気付いていない、なんてこともあるんです。

「なんか変だな~」とは思うものの、具体的に何が引っかかってこんなに気分が悪いのか特定できてない、もしくは言語化できてない状況のときもあります。

彼女
「どうしたの?」

彼氏
「え、別に何でもないよ」(若干トゲのある言い方)

彼女
「何でもないってことないでしょ? すごくイライラしてるじゃん」

彼氏
「いや、何でもないって」

彼女
「………」(疑いの眼差し)

彼氏
「も~、ほっといてよ」

彼女
「は? 心配してるのに何それ!」

こんなふうに、最初は心配して聞いてみただけのはずが、プチ喧嘩みたいに雰囲気が悪くなってしまうこともあるようです。

自分の気持ちが伝わらないような気がして悲しくなっちゃいますよね。

女性が悩んでいるときは、人に打ち明けて受け止めてもらうことで心が軽くなるというのが感覚的にわかっているからこそ、パートナーの悩みを聞いてサポートしてあげたいと思うのですが

男性はどちらかというと、自分自身で解決することに価値を見出す傾向があります。

そのため、話して解決するスタイルではなく、自分でじーっと考え続けることで答えを出したり、他事に没頭して頭の中を空っぽにすることで、問題を解決するスタイルを取ることが多いです。

私は女性なので、男性のこういった問題解決スタイルがあると知ったときは、自分にはできないからこそ、すごいなと思いました。

人によって、悩みを消化する方法には様々な形があるみたいですね。

このように、男女による特徴の違いがあるので、男性が自分で解決しようとしているタイミングで、女性が無理に聞き出そうとすると逆効果になることがあるのです。

男性があまり話したくなさそうだったら、「そっか」「また話したくなったらいつでも聞くからね!」と一言かけて放っておくのが一番いいかもしれません。

放っておくといっても、知らんぷりするということではありません。

ニュアンスとしては「温かく見守る」というスタンスです。

「私のパートナーなら大丈夫」という信頼を込めて、動向を気に掛けつつも、心配しすぎない(口は出さない)といった感じです。

男性は自分の力を信頼してもらえるのが一番うれしいみたいですからね。

それも、大切なパートナーであるあなたからの信頼だからこそ、よりうれしく感じるようです。

悩みを抱えたとき、解決のために取る手段は男女によってかなり違います。また個人差もありますよね。

もしパートナーさんが具体的に助けを求めてきたときには、積極的にサポートしてあげるといいと思うのですが

そうではない間は、そっと見守りつつ、日頃からパートナーのことを褒めたり、理解を示したりしておくといいかもしれません。

信頼と「私はあなたの味方だよ!」という気持ちが、パートナーの一番の力になるように思います。

お互いにとっての良い方法を探していけたらいいですね。

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