最近Youtubeやマイナビさんなどを見て来てくださる方が増えていて嬉しいです。ZOOMカウンセリングもたくさんご利用いただき感謝です!
緊急事態宣言が解除され、通常の対面カウンセリングができるようになっても、ZOOM面談のメニューは継続いたしますので、遠方の方やカウンセリングルームに行くのが大変という方は、お家やお好きな場所で受けていただくことができますのでぜひご利用くださいね。
こないだから我慢や犠牲の話をしていますが、今日もその続きです。
最初は復習から。
日頃から、仕事や人間関係などで我慢や無理をしがちな人は、恋愛においても、犠牲のパターンが出やすい傾向があります。
犠牲とは、自分が気持ちよくできる範囲を超えてやってしまうこと。我慢する代わりに愛されたい、認めてもらいたい(嫌われたくない)という思いが隠れていると、本当は忙しくて
いっぱいいっぱいだけど彼から頼まれたお願いはつい引き受けちゃったり、彼が不機嫌にならないように、先回りしていろいろと彼のために尽くしたりします。
自分のことはさておき、基本的には彼に合わせますし、お願いしたいこと、助けてほしいことがあっても彼の負担になりたくはないので自分が我慢しておけばいいか、と考えたりします。
そんなふうな状態が続くと、いつしか不満が溜まりますし、心も満たされないし彼ともなんかうまくいかないしで「私ばかり損してる」「こんなにしてあげたのに」という気持ちがムクムク出てきてしまうことも。
こんなふうに我慢や無理をしてししまう恋愛パターンを持っている人は、「そのままの自分では愛されない」「私は迷惑をかけてしまう存在だ」というような自己概念を持っています。
我慢ばかりしているのはバランスが良いとは言えないので、自分の気持ちよくできる範囲でやってあげること、無理なときはNOを言い、困っていること助けてほしいことがあればヘルプを出せるようになりたいものですね。
我慢は癖みたいなものなので、ちょっとずつ、「無理しなくていいよ」「自分を後回しにしなくてもいいよ」と声をかけていくことで変化していきます。
根本的には、ネガティブな自己イメージを「私はどうやら価値があるらしい」「私は愛されるにふさわしい存在だ」というように変換していけるのがベスト。
そうはいっても、わかっちゃいるけど、自分の価値を受け取るってすごく難しい・・・と思いますよね。
そんな方のために、ここでは、私のおすすめの方法を1つご紹介します
*
それは、自分のことを好きでいてくれる人の側にいる、というものです。
ん?何それ?と思った方もいるかもしれませんが、自分に自信が全然ないというときは自分のことを大好きに思ってくれる人の側にいると、自然な形で自己肯定感があがるのです。
自分の価値を受け取りましょうと言うと、よくあるのは、自分のいいところを紙に書き出すというワークですが、これは、ある程度自分の良さをわかっていないと難しい面もあるかもしれません。
その点、自分を大好きでいてくれる人の側にいるという方法は、接する時間を増やせばよいので難易度がぐっと下がりますよね。
自分を信頼しきれないときには、あなたのことを信頼している人の眼差しの力を借りてみるのです。
家族でもいいし、おじいちゃんおばあちゃんでも良し。お友達、先輩後輩、先生でもOKです。あなたのことが好きで、そしてあなたに価値を見出してくれる人。
その人の側にいると歓迎してもらえるので、不思議と自分がいいもののように思えてくるのです。
私も自分に自信がなかったときに、私のことを「いいね~」「そういうとこ好きー」と気軽に肯定してくれる友達の側にいたことで、コンプレックスの痛みのようなものがすーっと消えていく体験をしたことがあります。
それくらい、自分に価値を見出してくれる人のパワーってすごいんですね。
なるべくそういう人の近くにいる時間を増やしていくと、だんだん「こんな私も悪くないかなぁ?」と思えるようになってきます。
本来、あなたは迷惑をかけるような存在ではなく、彼にとって喜びになる人です。少しずつ少しずつ、自分の価値を受け取っていきましょうね。