自分自身・人間関係の悩み

こんな時だからこそ必要な「つながり」。でもつながりってどういうこと?

2020年3月31日

少し感覚的なお話になりますがよろしければお付き合いください。

「最近、なんだか調子が悪いんですよね~テンションが上がらないというか。なんでだろう?」みたいな話がクライアントさんから出たときに

「最近、人とあまりしゃべってないとかそんなことありませんかね?」と尋ねると、そう言われてみれば、しゃべってないぞみたいな話になることって案外多いんですね。

基本的に、女性はしゃべることが好きですよね。

人に話すことで、自分の内面を整理したりエネルギーの交換をしたりするのですが、パタリと話さなくなると、色んな事があっても自分の中で処理していくことになります。

自分の思いをうまく発散できないとため込むことになりますし、エネルギーの交換もできないのでだんだんパワーダウンしていくことも。

人に会って話をするのってそれだけ大事なのですよね。

私もセミナーやイベントが中止になったことで、人に会う機会がいつもより減っているのですが、すると知らず知らずのうちにエネルギーが下がっていることがあります。

そんなときに、直接会うことや電話で声を聞くこと、ZOOMで顔を見ることができると、めちゃ元気になって(笑)

ようやく「あっ…そういうことか」と自分で気づいたりします。

こういうみんなが不安になっているときは、「つながり」の力が発揮されるときだと思っているのですが、つながりって、わかるようででもいまいちピンとこなくないですか?

私も心理学をかじるまでつながりという言葉はあまり耳にしたことがなかったし、綺麗ごとみたいに聞こえてうさんくさいなとすら思っていました。

というのも、当時の私は人とのつながりが切れていて、心理的には独りぼっちになっていたので警戒心MAXで心が閉じていました。

今は、つながりって人と関わることで温かい感情や感覚の交流が生まれることだと解釈しています。

誰かのことを思う気持ち、相手を理解しようとする気持ち、興味をもつこと、やさしい目で相手をみること。そういうのってなんとなく肌で感じますよね。

職場とかでたくさんの人と一緒にいるけど、孤独を感じることもあるじゃないですか?

人と近くにいるからといって、そこにつながりがあるかどうかはまた別問題なのですよね。

みんなと一緒にいても孤独を感じるときはありますし、物理的に離れていてもつながりが感じられることもあります。

ただし心の距離は物理的な距離に比例しやすい面もあるので、物理的に離れているときは関係維持にはそれなりの努力が必要なのですけどね。

それはさておき、つながりというのは目には見えないけど、心の交流を生むものだということです。

人と会う、声を聞く、ZOOMで顔を見る。私がそれで元気が出たのはそういうことを通じてつながりを感じられたから。

つながれると、抜群の安心感に包まれます。

心理の世界では、私たちは独りぼっちになると問題が起きやすくなるとされています。そして「つながりは全てを癒す」とも。

つながりがあると安心感が生まれ、希望を感じ、1人じゃないから大丈夫かなと思えます。なんとかなるかなと思えます。

将来に希望の光を感じない状況では、絶望して動けなくなりますよね。希望が見えるからこそ、私たちはまた頑張ろうと思えるのです。

そういう希望の光や安心感がこの荒波を乗り越えていくのにとても必要なことなんじゃないかなと思うのですよね。

私も自分自身つながりを感じながら、カウンセリングにあたることがとても大切だと思っています。自分ひとりじゃないと思えるときは、より大きな力を動かすことができるようです。

こんなときだからこそみなさんも自分を大切にして、つながりをいつも以上に意識してつくっていってほしいなと思います。

もちろん私も、このブログやカウンセリングなどを通じて、みなさんの「つながり」に貢献していきたいと思っています。

今日のお話がなにか参考になればうれしいな^^

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