自分自身・人間関係の悩み

「私が我慢すれば」という発想の落とし穴

2020年2月1日

今週はありがたいことに執筆の締め切りが続いていたのでバタバタでした。無事に提出できてホッとしています。

今日は自己犠牲タイプの方へメッセージを送りたいと思います。

何か起きると「私が我慢しておけばいっか」という発想をする方がいます。自分が我慢することでみんなが幸せになればいいな、うまくいけばいいな、と思う。

だから、頼まれごとをすると「結構、がんばらないと無理だな」と思うようなことでも、相手が困ってそうだったら私が頑張ればいいか、それで役に立てるなら…とやります。

理不尽なことを言われたり嫌味を言われたときも「なんでそういうこと言ってくるんだろう」と思うものの、私が黙って我慢したらいいのかな。むしろそれしか方法がないと思ったりします。

今までも「我慢することで乗り切る」というパターンを使っていたのかもしれませんね。

でもそろそろ心のどこかではこれでいいのかな、何かおかしい、自分だけ我慢して、私だけ損じゃない?と気づいているのではないでしょうか。

それに、他の人はそういう態度されないのに、私はそういう態度をされることが多い…なんで私だけ?というのも感じているかもしれません。

自分が我慢してみんなを幸せに。という発想は、一見いいようにも思えるのですが、せっかくなら自分も含めてみんなで幸せになりたいものですよね。

自己犠牲パターンにはまっちゃう人は、お母さんとの関係にルーツがある場合もありますし、他人との境界線が曖昧で他人の領域へ自ら踏み越えてしまうところがあったりと、いろいろ要因があります。

↑ 他人の領域を踏み越えるというのは、一例としては、他人の機嫌が悪いのを見ると自分のせいじゃないかとドキドキして、なんとかしなくちゃ、と思ったりしちゃうことです。

でも個々の事情がどうであれ、みんなの幸せを願うやさしい気質があること、そして自分が何かをすることで実現したい世界があることは間違いないようです。

私はこのタイプの人、とても好きなのですが、だからこそ、我慢パターンを手放して幸せをつかんでほしいな…と思います!

我慢していると、なぜかますます我慢を強いられるような状況に入っていってしまうことが
多いのです。

自分が我慢してみんなを幸せにする(自分が我慢して、みんなの機嫌を取る)というやり方以外の方法を見つけていきましょう。

やさしい人は、自分を守る圧を身に着けることも必要です。圧というのは、理不尽なことを跳ねのける強さみたいなものです。

そして自己肯定感もちょこっとあげていけると、我慢して犠牲をするスタイルではなくて自分のできることでみんなに貢献する。そんなやり方が見えてくるようになるかもしれません。

よかったらお手伝いさせていただきますのであなたのお話聞かせてくださいね。

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