自分のことを「人にわかってもらえてない」と感じるときってありますよね。
おとなしくて遠慮がちで言いたいことを言えずに我慢しちゃうタイプの人もいれば、声が大きく気も強くてはっきりと物を言うようなタイプの人が言いたいことを言えずに悩んでいることもあります。
後者のタイプの人は一見すると自由奔放に見えるので「好きなように過ごしている」「何も悩みがなさそう」と思われることが多いようです。
確かに言いたいことを言っているように見えるのですが…それは誰かへの文句だったり「あれはおかしいと思う」というような意見だったり、そういうことはストレートに表現できる。
でも、心がもやもや~とするときは本当に言いたいことは言えてない可能性が高いです。
このタイプの人は人知れず、ずっと気を張ってがんばってきた人が多いです。
でも人間ですから、いつでも元気いっぱいで悩みがまるきりない人なんていないですよね。
ときには将来が漠然と不安になったり誰かに支えてもらいたい、理解してもらいたいと思うこともあるものです。
寂しくて孤独で分かち合える人が欲しいと思ったり。恥ずかしがり屋さんで「あなたが好き」「あなたが大切」そんな心からの言葉を口に出すことにめちゃくちゃ抵抗があったり。
笑顔でいても心は泣いている。そんなときがあるようです。
どちらも本当の自分なのですが、分離してしまうと、自分をどう扱っていけばいいのかわからなくなってしまいますよね。
自分が2ついるような感じになると、みんなに見せている笑顔の自分が仮面みたいな、偽りであって、不安で自信のない自分が本当の自分だと感じてしまうものですが、決してそういうわけではありません。
笑顔で自由な自分もまた自分が持つ1つの要素です。
不安で心細く思っているところを見せると嫌われちゃうとか、自分が弱くなったように感じて嫌だなど抵抗が出てくるものですが、どちらも自分なのだと受け入れていくことができるといいですよね。
不安な自分はしっかり受け止めてヨシヨシしてあげましょう。
過度に不安が強い場合は原因を探して癒していくといいですね。分離している自分を1つに統合していくこと。
自由で素直でのびのびしたところも自分の良さです。良いところを伸ばしつつ、寂しくて不安に感じている自分もちゃんと見てあげる。自分を大切にしてあげる。
両方とも自分なんだなぁと受け入れるところからはじめていくといいかもしれません。
そして、自分が本当に言いたいことは何なのか?何を我慢しているのか?気づいていきましょう。