つながる・コミュニケーション

破局後の心の回復プロセスに欠かせないもの

2019年8月6日

週末は東京出張でした。「暑いのに大変ねぇ」とか言われたりするんですが、そう言われると、心の中は「…??」となるんです。

確かに、汗だくになったし荷物も重いし体は疲れるのですが、大変だという認識はないんですよね。

きっと自分が望んでやっていることだからだろうなと思います。

人間てほんと不思議です。これがやりたくないことだったらきっと大変だと感じていると思うので。

それだけ心の状態が、影響しているということなんでしょうね!

クライアント様に面談でいただいたデザート。

離婚後や恋人と別れた後の心の整理のために、カウンセリングを活用される方もいらっしゃいます。

破局するまでもいろんなことがあると一種の混乱状態に陥ります。悲しかったり寂しかったりなんでこんなことになったんだろうってことだったり、いろんな気持ちがいっぱいで、それでも、前を向いて進んでいくためになんとか気持ちに折り合いをつけようとがんばったりします。

カウンセリングを使う多くの方は、こんなふうになったのは自分が悪いせいだ、と思っていることが多いんですね。

破局したのは自分のせい、とか
こんな人を選んだ自分のせい、とか

でもじつは、そうやって自分を責める思考があると、心が回復していく妨げになってしまうんです。自分を責めることによって、ほかの気持ちに蓋をしてしまうんですね。

すると起こった出来事を客観的にみることができないので、長い間くすぶってしまう恐れがあるんです。

恋愛・パートナーシップにおいて片方だけが悪いことってないです。ほぼ、イーブンです。

自分を責めていることに気づいていない方もいますけどね。

イメージワークをやってみたら、涙がいっぱい出てきて、「あれっ!?」なんでこんなに泣いてるんだろ~?となることも多いです。

自分が本当は何を思っていたのかに気づき、誤解があれば解いていく。

彼のことを大切に思い、なんとかしようとがんばってきた自分をしっかり労う。

これらを大切にして取り組んでいくと、面談1~2回くらいでもずいぶん回復して気持ちが楽になる人が多いです。

(いったん回復してきたら、次は、自分の恋愛・パートナーシップにおける癖であるパターンの解消に取り組んでいく流れになります。)

どうかご自分を責めずにがんばってきた自分をしっかりと労ってあげましょうね。

-つながる・コミュニケーション
-, ,

© 2013 Aya Takami All Rights Reserved.