つながる・コミュニケーション

男性に張り合ってしまう癖

2019年5月16日

仕事にも人生にも一生懸命。そんな女性にときどきあるのが張り合ってしまう癖。

仕事では男には負けたくないなぁと思うこともあるし、恋愛でもなぜか彼に張り合ってしまう。

たとえば、彼がお仕事がうまくいって成績優秀者で表彰されていた!

わぁーすごーい!喜んだのも束の間、じわじわとテンションが下がってくる。

彼はすごいなぁ。それに比べて私にはこれといったとりえがないなと思ったり、彼にいいことが起きると素直に喜ぶことよりもくやしい気持ちが出てきちゃって「そう、よかったね」とそっけなく返してしまうなんてことも。

恋人同士なんだから勝ち負けとかないはずなのに「それに比べて私なんて」と思ったり、「私だっていいとこあるもん」とがむしゃらに頑張り出したり

なんでだか、負けたくないという気持ちが根底にあるみたい…ということも。

程度に差はあれど、多少はそういう気持ちを抱いたことのある人は多いのでは?

人間なのでね、多少はしょうがないと思うんですよ。多少はね。

程度がいきすぎると自分の首をしめるようになってしまうのでつらいところですが。

恋人同士であれば、きっと彼も、彼女が自分に張り合ってきていることくらいは薄々感じると思うんですよね。「俺がうまくいってると彼女はおもしろくないようだ」と。

器の大きな男性であれば、多少はスルーできても、やっぱり、自分の成功は彼女に喜んでほしいって思いますよね。

そもそも男性の基本性質は大好きな女性を喜ばせたいというところにありますから。

結婚を意識した間柄であれば、仕事の成果も、彼女に捧げるためのものだったりもするわけです。

仕事においても、男性に負けたくないという意識があると男女の性別の違いはあるものの
あまり意識しすぎるのはちょっと不自由ですよね。

ついつい男性に張り合ってしまうとき。根底にはどうやら自信のなさがあるみたいです。

そして女性性の部分を活性化させるチャンスかもしれません。

もっともっと自分の価値を受け取っていくこと。女性として愛されている存在であることに気づいていく。

何事も一生懸命やってきた人からすると、それって手を抜けってこと?と思うかもしれませんが、手は抜かないで、力を抜くという感じです。

仕事や人生に対しての一生懸命さはそのままに。やることはやる。

でも、肩の力はふっと抜くイメージです。

自分の価値をちゃんと受け取ることができると、それが体感できるのだと思うんですね。

競争意識を手放していけますように。

-つながる・コミュニケーション
-, ,

© 2013 Aya Takami All Rights Reserved.