高見のエッセイ

『キッチン』

2019年5月9日

以前池尾昌紀カウンセラーと特別対談をしたのですが、その流れか関係ないのか本をまた貸していただきました。

【池尾×高見 特別対談(4)】☆心の琴線に触れる感動を、あなたに

「元々、私たちは価値や才能を持っている!」と考える池尾&高見の両カウンセラーによる特別対談、第4回目。今回が最終回です。 私たちが考える才能とは、自己価値とは・・・をお伝えする企画です。 ・5月19日 ...

続きを見る

吉本ばななさんの「キッチン」です。

じつは吉本ばななさんの本を読むのはなんと初めてで(!)

どれどれ~と読み始めたらあまりにも夢中になってしまい、気づけば明け方近く…

3つお話が収録されているのですが、私は「キッチン」と「満月ーキッチン2」が特によかった。

ストーリー展開も面白く、途中まで読むと、え!!となる箇所があり、さらに読み進めると、また、予想外?の展開になるので止まらなくなりました。最後は希望を感じて終われたので読後もよかったです。

心理描写も素晴らしくて、よくここまで細やかに拾えるものだなと思わずにはいられませんでした。

それぞれの登場人物に感情移入してしまいましたね。

あとがきがまたちょっと面白くて

私は昔からたったひとつのことを言いたくて小説を書き、そのことをもう言いたくなくなるまでは何が何でも書き続けたい。この本は、そのしつこい歴史の基本形です。

このコメントに、吉本ばななさんの情熱を感じますね。

「キッチン」は、私にとってはまた何回も読みたいなと思わせてくれる本でした。

最近読書量が減っていましたが、やはり読むと、やっぱいいなぁとなりますね(^^)

-高見のエッセイ
-, ,

© 2013 Aya Takami All Rights Reserved.