つながる・コミュニケーション

親密感が苦手な者同士のカップル

2019年5月8日

お付き合いを始めると、何をしても楽しいラブラブ状態から徐々にトーンダウンしていき、倦怠期がやってきて…恋のロマンスには色んなステージがありますよね。

最初は会えることだけでもドキドキして嬉しくて、彼がとっても素敵に見えます。自分を好きでいてもらいたいから、オシャレして、可愛くして、自分も魅力的な女性であろうとします。

そのうち、彼のことがいろいろと見えてくると、あれほど良い!と思っていた部分が少しずつ気になり始めます。

優しくて素敵だなぁと思っていたのに「どっちでもいよ」って答えばかりで、「あなたの意見はないんかい!」とツッコミを入れたくなったり

男らしく引っ張っていってくれていて頼もしいなと思っていたのに、今度はそれが窮屈になってきて私も自分で自由に決めたい!って思うようになっちゃったりして。

そして倦怠期に入っていろいろ喧嘩をして、しだいに良くも悪くも落ち着いた時期に入っていきます。

そのままトーンダウンして別れてしまうカップルもいますが、じつは本当のロマンスはここからが本番!

多少はお互いの不満をぶつけあうことがあるかもしれませんが、基本的には仲良しで。2人で一緒にいる安心感を感じつつも「まぁこんなもんかな」という諦めのような落着きもあったりして。

ここで、親密感が苦手な者同士のカップルは、2人の間にある微妙にひらいた距離をそのまま維持しようとします。

お互いに一歩踏み込むのは苦手だから、安全な範囲にいようとする。すると、仲は良いんだけどすごく親密でラブラブまではいかないような絶妙な距離感になります。

付き合ってた当初は言っていたような「あなたが好き」「こういうところが素敵だよね」みたいな言葉も年々口にしなくなる。

もちろん言わない理由は「恥ずかしいから」です(;^ω^)

親密感が苦手だと一定以上に距離を縮めようとすると、ザワザワしてきていても立ってもいられなくなるような感覚になるんですよね。

特に、好きとか、惚れてますとか、そういう自分の繊細で情熱に触れるような感情でつながるのが一番苦手です。だから、無意識では距離を縮めたくなくて彼への不満が出たりするんです。

不思議なことなんですが、彼の至らないところに文句を言っていたり、もしくは外側に目を向けたり、仕事に一生懸命になったりすることで

自分と彼との間に、何かを入れて距離が縮まらないように無意識ではしていることがあるんです。びっくりですよね

親密感が苦手なタイプの人は、パートナーと向き合いなさいって言われるとめっちゃ嫌な感じがします。その気持ちの下には、彼が大好きな気持ちがあったりします。

でも大好きだと思っているなんてバレたらやばいわけです。惚れたら負ける!とか、こんなに好きだなんて自分が弱い女になった気がするなどと、感じてしまうんですよね。

いろんな葛藤はあれど、そのまま、微妙な距離をあけたままいくと、あんまりいいことはなくて、仲の良いパートナーがいるのに満たされた感覚がせずにお互いに寂しさを感じることもありますし

彼の方が「自分はあんまり必要とされていないのかな」「信頼されていないのかな」「愛されていないのかな」と思ってしまい、拗ねてしまう可能性もあります。

拗ねが高じるとなかなか取り戻すのは大変なので、できれば早い段階で向き合っていくのがおすすめです。

向き合うっていっても、どうするの?という場合は、彼に興味を持つ、彼をよく見ることからはじめていくのがおすすめ。

親密感が苦手だと、どうしても自分の気持ちばかり注目してしまうものなんですが、もしかしたら彼も自分と同じ気持ちを感じているかも?というところを見てあげると、新しい発見や気づきがきっとあると思います。

あなたが親密な感覚を取り戻せますように。
素敵な恋愛を応援しています。

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