「現実に結婚していたとしても精神的には結婚していないよね。」
そんなふうな見方があるのか!と思ったのはとあるセミナーに出たときのこと。
結婚していても精神的には1人と1人。お互いに自立しているといえば聞こえはいいんですが、仲は良いんだけど2人の間にはちょっぴり距離がある。
それぞれが好きなことをしていて同居しているような感覚。人生を一緒に歩く伴侶とか2人でチームみたいな感じにはなっていない。みたいなお話です。
結婚の精神的な意味についてそこまで深く考えたことのなかった私としては、このお話は興味深かったです。
ちなみに私は結婚当初から、カウンセラーの先輩などからずーっと「綾ちゃんのテーマはパートナーシップ」と言われてきました。
旦那さんとは仲が良くケンカもほぼしたことがない状態。それでもずーっと言われていたんですよね。
夫と向き合いなさい、仲をもっと深めなさいという意味でしたが、毎回毎回なんなのさと思っていました笑
でも今は旦那さんとの距離が一番近くて一番仲良しです。感覚が全然ちがいます。
みなさんの助言はあっていたみたい笑。
いろんなご相談を受けていても、結婚しているからといって精神的に本当に結婚できているかといえば別なんだなと思います。
なんでも自分ひとりでできるもんと生きてきた女性にとって、2人で生きるというのはかなり大きな変化ですよね。
いろんな感情や感覚を共有し2人のビジョンを持ち、分かち合いながら生きるという感覚。
パートナーとうまくいっているかどうかは、とってもパワフルな影響があるので、仕事にも、その他人間関係にもあらゆるところに影響を及ぼします。
親密感が苦手だったりすると、パートナーに自分を委ねることはとっても怖いことですが、でも取り組む価値は十分あると思います。