今日からはワークショップ「感情の扱い方の達人になる」にちなんだお話をお届けします。
普段、自分が話す言葉と、自分の気持ちってどれだけ一致していると思いますか?
本当は嫌なのに「いいよー」と引き受けていたり、いっぱいいっぱいで全然大丈夫じゃないのに「いえ、私は平気です」と言っていることありませんか?
思っていることと反対の言葉を言ったとき、じつは自分で気づいていないことも多いんですよね。
あとあと時間が経ってから「あれ・・??引き受けたけどだんだん嫌になってきた。いやよく考えたら最初から嫌だったかも」とか
「助けてもらいたかったのになんで平気なふりしたんだろう」とか、そう思うことが出てくるかもしれません。
またはそれなりに楽しい感覚だったけど「めちゃくちゃ楽しいです!」とリップサービスもあって、若干オーバー気味に表現してしまったとかはないですか?
話を誇張してしまった、調子に乗って、そんなに嫌じゃなかったのにめちゃくちゃ嫌そうに言ってしまったとか、自分の心の本音と、言葉がズレていることってあると思うんですね。
そして、ズレが大きいほど自分の中で整合性がつかなくなってもやもやしますし、本心と裏腹なことを言ってしまった自分に凹むこともあると思います。
そして、大切な人との関係性も、誤解が生じてうまくいかなくなることが多いんです。
自分の話す言葉と自分の本心が一致していないと「なんだか変だなぁ」「この人、本当のこと言ってないな」というのは、まわりに伝わっていたりします。
人間ってすごいですね。感覚や感情には敏感なんですよね。
でも本人も、悪気があってそうしているわけではなく、勝手に、もう無意識でそうなっちゃってるということも多いです。
でもそのままだとあんまりいいことがないので、ちょっとずつでも自分の本当の気持ちとつながれるようになりたいものですよね。
自分の本心をわかっていてあえて違う言葉を選択して使っているのと、無意識に違う言葉が口から出てくるのとでは、全然ちがうと思いますからね。
ワークショップでは自分の感情とつながりやすくするためのエクササイズを行います。
自分の感情を上手に扱えるように一緒に学んでいきましょうね。