日常に役立つ心理学

「恐れ」をベースにした世界観はネガティブのループにハマりやすい

2019年1月21日

私たちの行動の動機は、「愛」か「恐れ」に大別できるというお話があります。

恐れというのは、「こうなったらどうしよう」という発想のようなものだと思っていただければ。

心配や不安が募ったりなんだか調子が良くないな~と思うときは、たいてい「恐れ」をベースにした発想になっていることが多いんです。

たとえば、片想い中に「彼とうまくいかなかったらどうしよう、また傷つくんじゃないか」と思ったり、転職するときなど、新しい職場に「うまく馴染めなかったらどうしよう」と不安になったり・・・

私自身も、調子が上がらないな~と思うときって、たいていこのような恐れを持っていることが多いんです。

うまくいかなかったらどうしよう。きっと、うまくいかないだろう。じゃあ、もういっか。と、ゆるやかに諦めていく。傷つかないために防御姿勢を取る。本当は、諦めたくないのに。

でもね、人間だから、恐れってなくなることはありません。

無理やり、不安や怖れをなくすことはできないのだけれど、でも、恐れをベースにした発想をそのまま放置すると、不安が不安を呼びネガティブのループに突入してしまうのです。

恐れがある分だけ行動量は減ってしまいます。そして行動量が減った分だけ現実が変わらないからますます不安になる、というループに。

そうならないためには「こうなったらいいな~」「こうしたい!」という自分の望みに沿った発想に切り替えていくといいのですが、なかなか、うまくいく!とは思えないってこともありますよね。

そんなときは、少しでもいいので、恐れをベースにした発想を手放していこう!と思ってみてくださいね。

ちょっとずつでも効果ありなので、自分の望みが叶っていくことを許していきましょう。気持ちのコントロールがうまくいかない人は一緒にやっていきましょうね。

恐れを手放し愛の動機から物事を選択していけますように。

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