「なんでそんな言い方するの？」って、ちょっとしたことで落ち込んだりして、しんどいんですよね。
「わかってもらえない」と感じる気持ちの奥には、実はずっと満たされなかった“ある想い”が隠れていることが多いんです。
でも、その正体がわかってくると、彼との関係も、自分の心も、少しずつラクになっていきます。
今日は、その背景と、恋愛のすれ違いを変えていくためのヒントをお届けしますね。
この記事のハイライト
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「彼にわかってもらえない」と感じる背景には、子どもの頃の“満たされなかった想い”が影響していることがある。
─ 甘えたかったのに我慢した経験、気持ちを受け止めてもらえなかった記憶など。 -
わかってもらいたい気持ちが強くなると、彼の何気ない一言に深く傷つくことも。
─ 「またわかってもらえなかった」と自分を責めてしまう悪循環に。 -
関係を変える第一歩は、「自分が自分の気持ちをわかってあげること」。
─ 自分の内側を丁寧に見つめることで、彼とのすれ違いも少しずつ変化し始める。 -
自分の気持ちを大切にできると、言葉の伝え方がやわらかくなり、彼の反応にも変化が生まれる
- 「どうしてわかってくれないの？」の裏には、本当は自分に寄り添ってあげたいというサインが隠れている
彼の反応にモヤモヤして、どうしたらいいかわからないあなたへ
彼に誠実に向き合っているのに、 なぜか気持ちが伝わらない。
思っていた反応が返ってこなくて、 ガッカリしたり、ひとりで落ち込んだりすることってありますよね。
「なんでそんな言い方するの？」
「もっとわかってくれてもいいのに」
そんなふうに感じるのは、あなたが彼のことを 大切に思っているからこそ。
傷つけたくなくて、波風を立てないように言葉を選んで、ときには寂しい気持ちを飲み込んで平気なふりをしてみたり。
そんなふうに頑張ってきたのに、「やっぱりわかってもらえない」と感じると、つらくなってしまいますよね。
今日は、これまで頑張ってきたあなたにこそ、届けたい話があります。
ほんの少し視点を変えて、“自分への向き合い方”を変えるだけで、彼との関係は少しずつラクになっていくんです。
私はこれまで、「頑張っているのに、人間関係がうまくいかない」「彼の何気ない一言や反応に、傷ついてしまう」そんなお悩みをお聞きしてきました。
私自身も、「なんだかうまく伝わらない、伝えられない」そんなもどかしさに、悩んだ経験がある一人です。
ですが、心理学とカウンセリングに出会って、「自分を大切にすることが、人間関係の土台になるんだ」と気づけたことから、人との関わり方が、ぐっとラクになっていきました。
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彼にわかってもらえない時、なぜあの反応になるのか？
男性心理の背景をわかりやすく解説した音声になっています。
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彼氏にわかってもらえない…その苦しさの“根っこ”にあるもの
では、なぜこんなに頑張っているのに、うまくいかないと感じてしまうのでしょうか？
実はその背景には、“ある心の仕組み” が関係していることが多いんです。
ご相談を受けていると、恋愛で「わかってほしい」という気持ちが強くなる方の多くは、
子どもの頃に、親から “ちゃんと受け止めてもらえなかった” 経験を抱えていることが少なくありません。
たとえば、悲しい気持ちを伝えようとして「そんなことで泣かないの」と気持ちを受け止めてもらえなかった経験。
本当は甘えたかったのに、「お姉ちゃんなんだからしっかりして」と我慢するしかなかったこと。
親にありのままの自分を受け止めてほしかったけど、その気持ちが満たされなかった。
そうした心の痛みを抱えたまま大人になると、「ちゃんとわかってもらえること」が 安心のサインになっていくんですね。
そして、その“安心”を、彼に求めるようになることがあるんです。
彼との関係の中で “わかってもらえなかった昔の記憶 ”が刺激されて、
「どうしてわかってくれないの？」という思いが強くなることがあります。
※ここまでの内容を動画でも解説しています👇
彼に求めていたものは、本当は自分の中にあった
あるクライアントさんは、 彼の何気ない一言に傷ついて、「またわかってもらえなかった」 と涙したり、
「もういいよ」と自分から距離を取ったりしていました。
彼の立場を考えて言葉を選んだり、忙しい彼の負担にならないようにと、 会いたい気持ちも我慢していました。
でも、頑張っていても、 なかなかうまくいかず、こんなふうに気にする私が悪いのかなと自分を責めていたんです。
勇気を出して、「あのとき、ちょっと寂しかった」 と伝えたとき、
返ってきたのは 「俺だって疲れてるんだけど」 という言葉だったんです。
頑張って気持ちを伝えたのに、「やっぱりわかってもらえないんだ」と胸がぎゅっと締めつけられたそうです。
けれど、カウンセリングを重ねていくうちに、少しずつ見え方が変わっていきました。
「彼にわかってもらいたかったけど、本当は、私自身が自分の気持ちをわかってあげてなかったのかもしれない。」
それから少しずつ、「私は、どう感じたんだろう」「ほんとは何を伝えたかったんだろう？」と自分に問いかけて、受け止めていくようになりました。
自分の気持ちに寄り添ってあげられると、日常の中に安心感が生まれるんですよね。
少し余裕が出てきたことで、 彼の「俺だって疲れてるんだけど」という言葉の裏には、“責められた気がして、苦しかった” という想いがあったのかもしれない。
そう思えたとき、少し気持ちがやわらいでいったんです。
すると、不思議なことに、彼の反応も 少しずつ変わっていきました。
「前より話を聞いてくれるようになった」
「寄り添ってくれることが増えた」
そんな彼の“変化”に気づけるのは、自分自身の心に、少し余裕が生まれてきた証拠でもあるんです。
こうした変化が起こるのは、自分の感じ方と伝え方が変わったから。
自分の気持ちを大切にできるようになると、自然と、相手に伝える言葉もやわらかくなるんですね。
もちろん、すぐにうまくいく話ばかりではなく、紆余曲折はあります。
それでも、自分の気持ちを大切にすることで、少しずつ、ふたりの距離感が心地よいものに変わっていくんです。
【まとめ】まずは、自分が“いちばんの味方”になることから始めよう
彼にわかってもらえないと感じるとき、
本当は「私の気持ちを大切にしてあげたい」という心からのサインが出ているのかもしれません。
関係を整える第一歩は、「私、今どう感じてる？」「どうしたい？」と自分に問いかけてあげること。
遠回りに見えるかもしれませんが、自分との関係を整えていくことが、実は一番の近道なんです。
ご相談に来られる女性は、誠実に頑張ってきた方たちばかりです。
私はそんな女性たちを心から応援したいと思っています。
人間関係のいちばんの土台になるのは、やっぱり「自分との関係」。
私のカウンセリングでは、「まず自分が自分の味方になろう」
「誰よりも自分のことをわかってあげられるようになろう」とお伝えしています。
これができるようになると、人との関係性が本当にラクになります。
そのことを私自身も身をもって経験してきていますし、クライアントさんたちにも効果があった方法になります。
今日のお話が少しでも心に残ったり、 ちょっとでも意識して やってみようかなと思えたら、
まずは相談会や音声講座から、小さな一歩を踏み出してみてくださいね＾＾
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「俺だって疲れてる」という彼の一言。
その裏には、男性特有の心理が隠れていることがあります。
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✍この記事を書いた人
心理カウンセラー・高見綾
「彼との関係に、どこか満たされない思いがある」
「ちゃんと向き合っているのに、なぜかうまくいかない」
──そんな恋愛や人間関係のすれ違いに悩む女性を、
これまでのべ4,000件以上のカウンセリングを通してサポートしてきました。
感情の扱い方や、心の境界線の築き方など、
「頑張りすぎずに、大切な人と安心して関われるようになるための心理サポート」を日々お届けしています。
著書に『ゆずらない力』（すばる舎／韓国語翻訳出版）。
NHK「あさイチ」、読売新聞「発言小町」など、メディア掲載も多数。
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私はその声に丁寧に耳を傾けながら、心を整えるお手伝いをしていきたいと思っています。
あなたが「私はこれでいい」と思えるような毎日を、一緒に作っていきましょう。