つながる・コミュニケーション

自分の感覚を信頼する

2019年1月15日

少し前のお話ですが、お正月に著名な方がつくった価値の高い盆栽とお菓子でつくった盆栽を見分けるという番組がやっていまして

正直見た目では、どちらがお菓子なのか自然の植物なのか見分けがつきません。

ただ、ぱっと見で、これはカッコイイぞという感覚が片方の盆栽にはありました。

でも、「いや~、お菓子職人の人がマネするとしたら、本物の盆栽よりもカッコイイものを作るんじゃないか」とか、なんとか邪推して結局、頭で考えた答えを選んでみたら見事にハズレ!

最初の直感が合っていた、という結末でした(笑)

一緒に録画を見ていた旦那さんは即、「こっち」と選び、見事に当てていました。

「なんでこっちの盆栽なの?」と聞いても「いや、なんとなく。葉の付き方が・・・なんとなく」と、これといった理由はなく。

「あれこれ考えすぎなんだよ。自分を信じていないってことじゃないの」と旦那さんニヤリ。

盆栽の番組なのに心理学みたいだなと思いました。

でもこういう些細なことでもやはり直感の方が合っているんだなぁと思いましたね。

たとえばパートナー選びについても、うまくいく相手とはトントン拍子で進んで行くと言われています。

で、「なんでこのパートナーを選んだのですか?」と尋ねると、ほとんどの人が首をかしげて「なんとなく」と答えるんです。

いや、だからなんとなくじゃないでしょうよ、なんかあるでしょう?と言いたいところなのですが

もちろん、優しいところが良かったとか一緒にいて楽とか、言葉にできる理由はいろいろあるのでしょうが、最終的な決め手というのはやはりピンときた、というような感覚(直感)が大きいようです。

人間関係においても、人を信頼できる人は自分を信頼できる人です。

人から信頼されたとしても自分が自分のことを信頼していなかったら、自分じゃない虚像を信頼されているように感じてしまうものです。

人間関係がうまくいくにもパートナー選びにおいてもあらゆる選択をしていくときにも、自分の感覚をどれだけ信頼してあげられるか、ですね。

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