日常に役立つ心理学

もやもやする原因は、寂しさのときもある

2018年10月22日

肌寒い季節になるとなんだか物悲しくなってきて、心の奥深くに眠っていたさみしさがざわざわと動き出すことがありますよね。

服部カウンセラーがブログに書いた記事がとってもいいなぁと思ったのでご紹介しますね。

人は寂しさを感じるときにどんなふうな反応をするのか、そして、その感情はどう癒されていくのかが、丁寧に紐解かれています。

→人はさびしいと怒りだすというお話

そこで書かれていたエピソードにこんな話がありました。

そういえば、数年前、仕事帰りに電車を乗り間違えてしまい暇だったので、仲良しカウンセラーの高見カウンセラーに、本当~に他愛ないLINEをしてみたら、

「さびしくなっちゃったの?」ってお返事がきて

え?そうなの??って思った瞬間、なぜか号泣しちゃった、ということもありました(笑)

自分でもびっくり。

高見カウンセラーもびっくり。

きっと同じホームにいた人もびっくり。

そういえば、そんなことあったなと懐かしく感じました。

LINEの内容は本当に他愛ないものでしたが、メールにも人の感情って乗るんですよね。

敏感な人はわかると思いますが、ブログももちろんそうですし、あらゆるものにはそれに関わった人のエネルギーが乗っています。

(なので自分にとって心地いいエネルギーを持つものに関わり、そうではないものからは遠ざかるのが、自分を守るためには必要ですよ)

当時は、文面から伝わってくるエネルギーが、なんだか、ん~?なんだろこの感じ、と気になって。

まさかそれで号泣するとこまでいくとは思いませんでしたが(笑)

でも結果的には、うまく話せなくても人に話すということをしてみるだけでも、自分がほんとうは寂しかったことに気づくことがある。

そうやって気づいて受け止められると、心って癒されるんです。

もう1人の自分が「私のことわかってくれたんだね!」と言って喜んでいるみたいに。

特に、ひとりで頑張っちゃう人はなんだか調子が悪い、もやもやするなと思っていたら、じつはそれは寂しかったからでした、ということが少なくありません。

頑張り屋さんって、頑張ることが当たり前なんです。

だから、私頑張ってますって人にわざわざ言うこともない。(むしろ、もっと頑張らなきゃと思っていたりする)

でも知らず知らずのうちに気持ちが張りつめていて、不安な気持ちや寂しさを見ないようにして走り続けていることがあるんです。

そういう自分の姿に気づいて、私って当たり前と思ってたけど良く頑張ってたんだな~と労ったり、寂しかったよね、不安だったよねと寄り添ってあげると、安心感が生まれて自分自身とのつながりが太くなります。

こういうジャンルはカウンセリングの得意分野。色んなパターンがありますのでよかったらご相談くださいね。

さて、明日には12月9日(日)に開催する予定のワークショップ詳細についてお知らせできると思います!

環境に左右されないブレてもちゃんと元に戻って来れるそんな私になるための講座にしようと思っています。

-日常に役立つ心理学
-,

© 2013 Aya Takami All Rights Reserved.