日常に役立つ心理学

よく道は聞かれるけれど、他ではあんまり話しかけられない。私って話しかけにくいの?

2020年6月30日

外を歩いていて、よく道を聞かれる人っていますよね。

自分が道を聞く側になってみると、声をかける人はやはり選んでいると思うんですね。地元っぽい人、道をよく知ってそうな人はさることながら、話しかけやすそうな人とか丁寧に教えてくれそうな人、優しそうな人とかに声をかけようとしませんか?

道をよく聞かれるという人はそういった特徴を持っていて、人に安心感を与えるタイプなのだろうなと思うんですね。

ところが、外では道をよく聞かれるけれど、仕事とかプライベートでは全然話しかけられないということがあるかもしれません。

私って話しかけやすいの?話しかけにくいの?とわからなくなりますよね。

確かに、話しかけやすい人と話しかけにくい人というのは存在していて、話しかけやすい人というのはオープンマインドで、ちゃんと反応してくれる人かなと思いますね。

あ~!〇〇さん!とか、そうそう~、そうなんですよ!とかって、わかりやすく反応してくれるということは、相手を歓迎してくれる証でもありますからね。

おそらく外で歩いているときはリラックスしているでしょうし、話しかけられることをあまり想定していませんよね。

そんなときは自然体に近くなっていて、きっと話しかけやすい雰囲気になっているのではないかなと思います。

ところが仕事やプライベートになるとちょっと緊張しているのかもしれません。

無意識では、私に話しかけないでねと思って、気持ちが閉じてしまっていることはありませんか?

うまく反応できないから困るというような気持ちがもしあれば、望み通りになっているのかも…。

とはいえ、よく道を聞かれる人であれば、自然にしていたら人が寄ってくるタイプだと思うんですね。仕事やプライベートのときにオープンマインドになっていればきっと話しかけられるようになるはずです。

ちゃんとしなくちゃ、きっちりした人に見られたい、頑張らなくちゃ、などなど、気負っているところはありませんか?

自分にプレッシャーをかけすぎてオープンマインドになれなかったり考えすぎて反応できないときもあるんじゃないでしょうか。

たいていは大きく反応するだけでも印象がずいぶん変わると思いますが、自分の中にある不自然な部分を手放していくと、本来の話しかけやすい自分になれるはずですよ。

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