ここのところなんとなく気になっていた性格の良し悪しについて。
学生時代の部活のメンバーで同窓会みたいな集まりがあったときにある人がこう言っていたんです。
「あの人は性格が良いとか悪いとかって言うけど、でもさ、性格が悪い人なんて本当にいる??いかにも性格の悪い人っていないと思うんだよね」と。
それを聞いたとき、そうだね、とも、そうかなぁとも、どっちとも思えず。ただ印象には残っていたのですよ。
確かに、何をもって性格が良いというのかと言われれば、うーん、なんなんだろう、と。
親しくしている人を、性格の良し悪しで選んでいるのかと言われれば、それも違う気がするし。
一定以上になってくると、性格が良いとか悪いではなくて、その性格が好きか嫌いか、という好みの問題になってくるのかなとは思いますね。
そして、純粋な人、ピュアなエネルギーを纏っている人、透明感のある人というのが、いますけど、なぜそのようなエネルギーになるのかずっと不思議だったのですが、これらはどうやら性格の良し悪しとは関係がなさそうです。
性格が良いからといってピュアなエネルギーになるわけではないという私にとっては面白い発見でした。
純粋さ
ピュアなエネルギー
透明感
これらは持って生まれたものもあるかもしれませんが、自分への正直さに比例しているようです。
自分に嘘をついている人は、どことなく滞りが出てエネルギーが濁ってきます。周りの人にとっていい人であっても、自分に嘘をついて苦しめていたらピュアではいられません。
自分の想いを大切にして真摯に向き合っている人、自分に正直にそのあり方を実現しようとしている人はクリアな空気感があります。
そして人に揉まれて一旦濁ってしまったとしても、また元のクリアな色にちゃんと戻れる強さがあります。
そう思うと、性格の良し悪しっていったい、何なんでしょうね?(笑)
性格が良い人でいないといけないという変な呪縛が私の中にもあったのかもしれません。でも、それも、もう、関係ないってわかっちゃったからお役御免かなぁ。
性格が良いことよりも自分に正直にいることの方が私の中では価値があることのようなのです。