仲良くなりたいと思っているのに、その場に自分がいてもいいと安心したいのに、どうしても体に力が入って人との間に壁を作ってしまう。
自分でもぎこちないな…とわかるけど一生懸命どうにかしなきゃと考えてもどうにもならなくてもどかしい。
どうやったら、この壁を消すことができるだろう。どうやったら自分の心の扉をひらくことができるだろう。そう思い悩むこと、ありますよね。
きっと、心の扉を開いたら、とても自由で安心感があって、解放されて気持ちいいことを知っているから。
心の扉がパタンと閉じているときって、どうしても目の前にいる人のことが気になると思うんです。
ご相談でも「あの人がこんなことを言うから」「あの人はこんな状態だから」と相手に関するお話がよく出ます。
でね、私は思うのですが
心の扉が閉じているときというのは、見たくないものがあるんじゃないかと。そして、その見たくないものとは他でもない自分の姿。
心の扉が開けずに、とまどい、情けなさを感じている自分の姿。傷つきたくなくて怖がっている自分の姿。それこそが見たくなくてパタンと心が閉まっているんじゃないかなと。
人は鏡なので、人を通して自分の姿を映し出すことになります。見たくない感情、見たくない自分の姿が見えそうになると、嫌ですよね。
心の扉をひらくとは、私はこれでいい!と認めることなのでしょう。情けなくても、OK。もどかしさを感じていてもOK。ビビりまくっていてもOK。
そうなれたら、きっとそのときは心の扉が自動的にひらいているでしょうね。
私も随分変わりましたが、未だに初めてのひとと会うときは緊張したり、そわそわしたり何しゃべっていいかわかんないことも。
それでも、心の扉が解放されたときの素晴らしさも味わっています。
ふわっとゆるんで、なんでもOKでーす、くらいの勢いでとても気分がいいのですよね。そんなときは、本当に誰とでも仲良くなれそうで。
なので、どうにかこうにかいつもぱかーんと開いた状態になっていたいと切に思っています(笑)
自分にOKを出してちょっとの勇気、出していきましょう。