先日久しぶりのお友達とご飯を食べたんですね。
話ながら、自分の考え方が前よりも随分と変わっていたことに改めて気づかされました。
友達は常識的な考え方をしていて、きっとカウンセリングに関わる前の私もこんな感じだったんだろうなと思います。
でもカウンセリングに関わるようになって色んな考え方に出会い、私の世界は随分と変化しました。
例えば、今はその人の選択の積み重ねで出来ているとか、意識を向ける先を変えることによって現実に起こる出来事が変わるとか、何も抵抗しなければうまく行く流れしかないとか
色々ありますが今の私は以前に比べるととっても楽になっているので、こういった独特な考え方が自分には合っているのだろうと思うのです。自分が心地いいから採用しています。
人の悩みをいつもいつも聞いていて、辛くならないのかと言われることも多いのですが、辛くネガティブな部分にだけ注目しているわけではないのでそうはなりませんし
色んな問題や悩みを聞いても、すぐに良いとか悪いとかって思わないんです。
これは、自分自身についても適用されていて、今の自分を肯定することができるようになってきてから、他の人についても自分が受け入れられる幅がかなり広がったと思います。
人は自分が好きなように生きているから、その人が自分はいいんだって思っているのならそれでいいって思いますし(変えたいなら、もちろんサポートしますよ)。
自分の好き嫌いはもちろんありますけどね。
全部OKだけど、私には好みがあるのでこっちを選びます、ってだけですね。
あるとき、職場にいるキャラクターの濃い人たちを面白がって受け入れられ、かつ温かい目を持っている自分に気付いたとき
あれ??前はこんな感じじゃなかったのに、どうしたんだろう?って思ったんです。
よく考えてみると、その頃から自分を肯定できはじめていたんですよね。
自分のいいところはいいし、できないところはできないし、過去できなかったことも将来はこうでありたいと思うことも、全部良しとして降伏した感じです。
やりたくないのに他人の目を気にしてやっていたことを止めて、自分を縛るルールを取り払い、しなければならないことなんてないんだなって思えたとき
他の人にも優しい目を持てる自分がいるようになりました。
もちろん好き嫌いはありますよ。でも好みの問題を横に置いておいたら、受け入れられる幅は確実に広がっています。
自分に厳しい人は、人にも厳しいし
自分を愛せる人は、人も愛せるし
自分を大切にできる人は
人も大切にできる
自分をどう扱うかと、他の人への扱いはイコールです。
人間関係でつまづいている人は、自分が自分をちゃんと肯定できているのか、受け入れられているのか、変なプライドが立っていないのか、自分の良いところ、直した方がいいところを直視できているのか
そのあたりにヒントがあるように思います。