だいたい自分でできちゃうので、出来るところまで1人で頑張るのが普通の感覚。
いつも感じるのは、「まだ自分は頑張れていないんじゃないか。だって限界まではやってないもんね」という不安。
自分1人で頑張ることが当たり前だし、周りを頼ろうねって言われても最後にやるのは自分だからと思う。
そんな人が、今のやり方に行き詰まりを感じてきたら…というお話です。
今までのやり方である程度はうまくいっていても、あるところから先に行こうとすると、その方法が使えなくなるというのはよくある話なんです。
特に、今まで自分1人で頑張ってきた人が、なんとなくしんどくなったり疲れてきたり、思ったような成果が出せなくなってきたときはサインです。
やり方を変えるときだよというサインなんです。
こんなときにカウンセラーは「周りを頼りましょう」と言います。
でも、いきなり周りを頼ろうねと言われても、なかなか受け入れ難いものだと思うのです。
1人で頑張ってきた人からすると、他人を頼る意味やメリットがどこにあるのかさっぱりわからないですよね。
周りを頼るというのはとても大事なことなのですが、今日はその手前の「周りの人の想いを受け取ること」に注目したいと思います。
今まで自分1人で頑張ってきた場合、行き詰まりの突破口となるのは、やはり誰か他人の存在なんですよね。
行き詰っているというのは、違うやり方が必要だということです。
物理的に誰かを頼らなくても、周りの人の想いを受け取ることは抜けるためにとても大切な要素なんですね。
カウンセリングでは「与える」「受け取る」という言い方をしますが、この二つは表裏一体で、どちらもとても大切なもの。
受け取っていないと誰かに与えることはできないし、与えていないと自分が与えられたことに気付かない。
1人で頑張ってるときって視野が狭くなっているので、誰かからの温かい眼差しに気付いていないことが多いように思うんです。
もしかしたら、それは「自分が欲しいカタチではなかった」のかもしれませんが
誰かがあなたを気にかけていること、心配していること、力になりたいと思っていること、あなたの幸せ・成功を祈っていること、あなたの長所や才能を見出してくれたこと
これらにちゃんと気付いて受け取れている人って、どれだけいるのでしょうか?
私も、もともと1人で頑張るタイプでしたし、周囲から十分に与えてもらっていると思っていたんですが
それでもまだ全然受け取れていなかったことに気付いたときは正直びっくりでした。
十分に与えられていると思っていたのに、まさかそれ以上に与えられていたなんて。。。
周囲からの想いをちゃんと受け取ることによって1人で頑張ることの限界を突破できますし、温かい想いを循環させ拡大していくことができます。
「受け取る」ことの大事さって侮れないんですよ!
なぜなら、受け取れていない人ってとっても多いからなんです。
受け取っているつもりでも、実はもっともっと周りからの想いは大きくて、受け取り切れていないこともあるんです。
あなたはちゃんと周りの人の想いを受け取っていますか?
仮に、欲しいカタチじゃなくても、欲しい量・質じゃなくても、なかったことにはしないで
くださいね。
なかったことにするのは簡単ですが、ちゃんと受け取れていないと、私はずっと与えられていないと言い続けることになってしまいます。
しっかりと周囲の人の想いを受け取ることができたら、行き詰まりの突破口になります。