日常に役立つ心理学

なかなか変われないという悩み

2016年5月26日

変わりたい!って思っているのに、自分が思うように変化していけないときには、焦りや不安、閉塞感などが襲ってきますよね。

そんなときは見えない敵と戦っているような、何をどうしたらいいのか全然わかんないっていう感覚になることもあるかもしれません。

このままじゃ嫌という気持ちが強ければ強いほど、変われないことに対する絶望や焦りは大きくなりますよね。

もし変わるために、やるべきことをやっている場合には、変化する前が一番しんどい時期だ
と思っていただいてOKです。

変わるってシフトチェンジですからね。そりゃいろいろと抵抗が起きます。

もし変わりたいと言いながら、変わるために必要なことを何もやっていないときは、変わりたくない理由があるものなのですね。

もし色々手を尽くしたけど楽にならないということがあれば、今までやったことがない一番やりたくない方法を取らないと次に進めないことがあるんです。

でもやりたくないから、やるくらいなら変わらない方がマシだと無意識のうちに選択していることがあります。

あまり認めたくないかもしれませんが、変わらないときは、変わりたくないときだったりするんですよね。

または、そもそも変わる必要がないこともあるかもしれません。

例えば自分の個性を否定して違うキャラクターになろうとしている場合には、何をどうやっても個性は消えないので、変わる必要がないために変われないということが起きます。

どのパターンにしても、思うように変われない自分を責めたり否定したりすることはしないほうがいいんですね。

変われないこんな自分は嫌だ!って思って現状を否定していると、そこから建設的なものは何も生まれないからなんです。

これは私の実体験でも実証済みです。

自己否定が出発点になると逆に変われなくなるんです

なかなか変わらないなー、もしかしたら変わりたくないって思ってるのかなーと思いながら、変われない今の自分をそのまま受け入れてあげましょう。

「変われない」ことにフォーカスするのではなく、自分の理想のスピードではないかもしれませんが、ゆっくりとでも変わってきたことがあるのなら、その歩みをちゃんと認めてみて

「どうしたらもっと変われるのか」に意識を移してみてくださいね。

焦りが出るときほどゆっくり進むのがベストですよ~。

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