一見して恵まれていそうな人や明るく快活な人であっても、誰しも程度の差はあれど寂しさや孤独感って持っているんじゃないのかなと思うんですが
なんとなく寂しいとか
なんとなく虚しい
なんだか孤独・・・という
これらの感情は、あなたに見つけてもらえるのを実は今か今かと待っています。
あなた自身も、自分のことを誰かにわかってもらいたいって思っているように、孤独感や寂しいという感情も私のことをわかってよ!と言ってあなたに訴えてきているんです。
孤独感を見ないふりをしているとますます孤独感が強くなります。蓋をして平気なふりをしていると、影の部分である孤独感はその存在感を増していくのですね。
孤独感って聞いただけでも、なんだか暗そうだし嫌な感じがするしで普通は見たくないものです。でも見ないようにしていても、あるものはなくならないのでだんだんと違和感が出てくるんですね。
どうして孤独感を自分が感じているのか、いつから発生しているのか、本当の自分は何を感じているのかを丁寧に拾っていく作業をすると
あなたに「自分の存在を見つけてもらえた!」と思った孤独感という感情は、安心して落着きを取り戻します。
私もカウンセリングを利用し始めたときは、自分の中に膨大な寂しさが眠っていることに気が付きました。寂しすぎて怒りが沸いたことも数知れず(笑)
でも、その怒りの下の寂しさの下の本当の自分の気持ちは、とても優しく温かいものでした。
物理的に1人じゃなくても誰といても、大勢といても寂しいときは、その寂しさにちゃんと繋がってあげることが大事です。寂しさを抑圧してもなくなりません。
自分の中にある寂しさや孤独感に手を差し伸べて、ちゃんと存在を認識してあげましょう。
あなたは誰かにわかって欲しいと思うけれど、あなたの孤独感は、あなたにわかって欲しいと思っています。
孤独感や寂しさがあるということは、それらが自分自身に対して訴えている声なんです。
あなたの孤独感を癒せるのは他でもないあなた自身です。