おはようございます(*^_^*)
カウンセリングで色々なお話を聞いていると、「それ、逆なんだよな～」と思うことがよくあるんです。
何が逆かといいますと、例えば「私は人に好かれないんです。いいなって思う人からは絶対に相手にされないんです」って言う人がいたとします。
どうしてそう思うかといえば、実際に相手にされないし好きになってもらえないというエピソードがわんさか出てきます。それを経験すると、ほら、やっぱりね、と思うわけです。やっぱり私は好かれないんだと確認します。
でも本当は、その人の信念が形になって現れているだけであることが多いんです。
この例でいう信念とは、私は人にきっと好かれないだろう、素敵な人からは相手にされないだろうという思い込みです。固く信じている思いというのは現実を作っていくパワーがあるんですね。
だから数々のエピソードは、その証拠集めをしているのに過ぎないのであって、「ほら、やっぱり。私が思っていたのと合ってるでしょ」と思いたいがためのものなんです。
他にも、私はお金には一生困らないだろうと当たり前に思っている人がいたとしたら、その信念が現実をつくりますので、その人はきっと困ることはないでしょう。
思いが先で、現実が後。一見するとわかりにくい話なんですけどね。
自分にとって嫌な信念を現実にしたいと思っている人はいないと思いますので、嫌な現実がある場合は、自分の思い込みに原因はないか振り返ってみましょう。
まずは、自分の当たり前の感覚、自分の信念や思い込みが現実に反映されているんだと気付くことがとっても大切です。
物事がうまくいかないとき、だから自分はダメなんだって自分の価値と結びつけて考えてしまいがちなんですが、そうではなくて、「自分が思う自分の価値」と連動しているだけなんです。
本当の自分の価値と、自分が思う自分の価値は全く違うものです。うまくいかないのは、あなたのせいではないんです。あなたの思い込みに理由があります。
だからどうか自分のことを低く見積もらないであげてくださいね。思い込みさえ変えてしまえば、驚くほどの力を発揮するのが自分という存在なんです。今日も楽しい1日を。