つながる・コミュニケーション

自分の魅力は無意識のうちに知っているもの。

2015年9月25日

客観的な自分の魅力ってなかなかわからないものなんですが、つきつめていくと私たちは自分の魅力を無意識では案外知っているんじゃないかと思った出来事がありました。

先日友人と話していたら、こんなことを言うんです。

「あなたならパートナーはすぐ見つかるよ、ってみんな言うんだけど私はそれが全然わからないの。どこにそんな人がいるんだろうって思うの」とのこと。

自分に対する評価も60点くらいで高いとは言えないし、自分のどこを見て、そうやってすぐ彼ができるよと言われるのかもわからないとのこと。

なるほど。確かに、他人からみた自分と、自分でみる自分は違いますよね。

それで色々と話をしていて、自分の魅力に関する話題になったとき、さっきとは矛盾することを言うんです。

「セクシャリティ(ここでは女性的な魅力のこと)があるのは自覚してるんだけど、ついつい抑えてしまうの」

そうなんだ。自覚はあるんだね。じゃあ、どうして抑えてしまうの?と聞いてみると「いっぱい寄って来られると困るから」と。

この返答には、えぇ!( ゚Д゚)と目が丸くなったものですが・・笑。

どうして男性に寄ってこられると困るのか聞いてみると「断るのは申し訳ないって思う」とのこと。

彼女にとっては、断わることは悪いことだという認識が一つのブロックになっていたということと、魅力的な自分になることが怖い。なぜならもし魅力が開花してしまったら、かなりの影響力があるという意識が働いていたようです。

最初は、自分には魅力はないなんて言っていたのに実は自分に魅力があることを知っていたのです。

女性としての魅力を解放してしまったらすごいことになる、と無意識のうちに分かっていたということ。

どうなるかわからなくて怖いから、自分の魅力を抑え込んでいるところもあったようです。

ここまで読んで、いや、この人と私は違うと思ったでしょうか。

私には全然魅力なんかないのにって感じたでしょうか。でもあなたも、きっとあなたの魅力を無意識のうちには知っているはずなんです。

もし、あなたが持つ魅力が全開になったとしたら、どうなると思っているんでしょう?

素敵なパートナーシップが欲しい!と望んでいるのに、いざその幸せが目の前に来たら、怖いと感じて後ずさりしてしまう心理が私たちにはあるようなんです。

もし相手が、すごくキラキラした瞳をして、君はなんて素敵なんだ、君のように最高な女性は他にいないよ!って迫ってきたら、どうでしょうか。

嬉しいけど、ちょっとびびってしまいませんか? それくらい、魅力的な自分というのは怖いものなんです。

自分なんかダメ、全然好かれないのと思っているあなたも、私は自分の魅力を解放することに、もしかしたら抵抗があるのかもしれない、と思ってみてくださいね。

本当は、自分の魅力を100%解放したら影響力が大きいと知っていて、だからこそ魅力的になることを躊躇しているかもしれないのです。

なんだか矛盾した話のようですが、すでに私は魅力的な女性だった、と気付いていく。あなたが魅力を全開にしても、困ったことは起きないんです。あなたが既に持っている魅力をどうか受け入れてあげてくださいね。

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